「もったいなかった」「できるなら…」“ピースタ”で初の代表戦も、J2長崎の大一番と同時刻開催で空席目立つ…なでしこ選手たちの心境。ポジティブな意見も「良い機会」

2025年11月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

観客数は8634人

カナダと対戦したなでしこジャパン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 11月29日、日本女子代表は長崎スタジアムシティ(ピーススタジアム)で開催された「MS&ADカップ2025」でカナダ女子代表と対戦。谷川萌々子、田中美南、藤野あおばの得点で3-0の勝利を飾った。

 なでしこジャパンが東京五輪の王者を相手に完勝したなか、この試合ではスタンドの空席が目立った。観客数は8634人と悪くなかったものの、収容人数が約2万人のスタジアムの2階席以上はがらがらで、全体的に埋まっているエリアは限られた。

 また、この日はピーススタジアムを本拠地とするV・ファーレン長崎も1部昇格を懸けた大一番を同時刻にアウェーで戦っており、その日程と重なった影響も小さくなかった。

 スタジアムには長崎の動向をスマホで確認しながら、なでしこの試合を観戦している人も少なくなく、ハーフタイムに長崎のJ1昇格決定が場内でアナウンスされると、大きな拍手が起こった。
 
 この試合スケジュールについて、カナダ戦後になでしこジャパンのDF熊谷紗希に尋ねると、「せっかくの長崎での試合だったので、できるなら日程を考慮してほしかったとは思いますが…」と本音を漏らしつつも、こう述べた。

「いろいろと考えてもらった結果なので仕方ないです。V・ファーレン長崎さんにとってはとても大事な試合でもありますし。それでもこれだけのファンの方々が集まってくれたのはありがたいです。自分たちの力でこれからもっと盛り上がっていくようにやっていかなければいけない」

 また、北川ひかるは、以下のように心境を明かした。

「この状況はもったいなかったというか、日程が重ならないでほしかったと思うところはありますけど、そのなかでも8千人を超える方々に来てもらえたのはポジティブです。地方で試合をするというのは、普段、観戦に来られない人たちにも見てもらえる良い機会なので、なでしこをより知ってもらうためにも続けていきたいです」

 運営上やむを得ない事情は当然あるだろうが、今後、試合開催日について考える余地はありそうだ。

取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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