「“強い横浜F・マリノス”を取り戻します」大島監督が宣言!中山社長は指揮官続投の背景を説明「皆さまに“夢”や“活力”を」

2025年11月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

まずはC大阪戦&鹿島戦

新シーズンも引き続き大島監督が指揮を執る。(C)SOCCER DIGEST

 横浜F・マリノスが11月28日、大島秀夫監督との契約を更新し、引き続き指揮を執ることに合意したと発表した。

 昨季は9位で終わった横浜FMは、元イングランド代表ヘッドコーチなどの経歴を持つスティーブ・ホーランド新監督のもと再スタートを切った。しかし、大苦戦を強いられ、4月18日に早期解任。ヘッドコーチを務めていたパトリック・キスノーボが後任に就任したものの、状況は好転せず、6月19日にキスノーボも去った。

 それ以降、かつてマリノスでプレーした45歳の大島監督が残留危機にあるチームを率いていたなか、今月9日に2試合を残してクラブ史上初のJ2降格回避を確定させた。

 大島監督は続投にあたり、次のようなメッセージを発信した。

「来シーズン、監督を務めさせていただくことになりました。今年の苦しい状況をともに戦い抜いた"一体感"を決して忘れず、アグレッシブにゴールを目指し、攻守において選手が躍動する、そのようなファン・サポーターの皆さまに感動をお届けできるサッカーで、"強い横浜F・マリノス"を取り戻します。まずは今シーズン残り2試合、ひとつでも順位を上げられるよう全力で闘います。引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします」
 
 また、中山昭宏社長はこうコメントした。

「このたび、大島秀夫監督と来季の契約を更新する運びとなりましたことをご報告いたします。大島監督には、今季きわめて難しい状況下で監督を引き受けていただきましたが、J1リーグ残留というタスクを達成していただきました。チーム統括とともに対話を重ね、大島監督は横浜F・マリノスがこれまで築いてきたフットボールに、残留争いを経験して得た現実的な強さと、現代フットボールのトレンドを融合させながら、現在のチームを適切にまとめ、前進させることのできる最適任者であるという結論に至りました。

 さらに大島監督は、横浜F・マリノスの歴史を理解しており、これから先にあるべきフットボールスタイルを共に体現できる指揮官であると期待しております。来季も引き続き、大島監督のもとで選手が躍動し、全力で闘う姿を通じて、ファン・サポーターの皆さまをはじめ、パートナー・スポンサー、ホームタウンの皆さまに"夢"や"活力"をお届けできるよう、クラブ一同取り組んでまいります」

 現在16位の横浜FMは、11月30日に10位のセレッソ大阪とホームで、12月6日に首位の鹿島アントラーズとアウェーで対戦する。まずは、大島体制元年をより良い形で締め括りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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