日本人対決実現のEL注目試合で、英雄の息子がデビュー!監督を務める父親の心境は?「もちろん誇りに思う。でも…」

2025年11月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

19歳、父親と同じセンターフォワード

2014年のブラジルW杯(右端)時と今日のシャキール。(C)Getty Images

 大きな一歩を踏み出した。

 現地11月27日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第5節で、上田綺世と渡辺剛を擁するフェイエノールトが、前田大然と旗手怜央が先発したセルティックとホームで対戦。上田のEL初ゴールで先制するも、旗手に1ゴール1アシストを許すなどして1-3で敗れ、今大会1勝4敗となった。

 日本人対決が実現したこの一戦で、フェイエノールト指揮官ロビン・ファン・ペルシの19歳の息子、シャキール・ファン・ペルシが途中出場。1-2で迎えた81分からピッチに立ち、待望のトップチームデビューを果たした。

 ポジションは、オランダ代表で102試合50ゴールを記録した偉大な父親と同じ、センターフォワードだ。
 
 欧州サッカー連盟の公式サイトによれば、ファン・ペルシ監督が試合後のインタビューで息子のデビューに言及。心境と起用理由をこう語った。

「もちろん、誇りに思う気持ちはある。でもあの瞬間も今も、私は監督としての立場で考えている。スタッフと協議して選択を下す。今回シャキールを起用したのは、得点が必要だったからだ。彼はそれを実現できる選手の1人だ。これまで何度かそれを証明してきたからね」

 フェイエノールトは公式戦4連敗で、ELは30位、オランダリーグは首位のPSVに勝点6差をつけられての2位に甘んじている。英雄の息子シャキールは、復調への起爆剤となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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