「本当にひどい」「絶対にあってはならない屈辱」格下に1-4惨敗、12戦9敗と大不振リバプールを地元メディアが酷評「欧州の舞台で最大の敗北だ」

2025年11月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もう逃げ道はない。好意的にみる余地はない」

エースのサラーも全く結果を残せていない。(C)Getty Images

 遠藤航が所属するリバプールは、大不振に陥っている。欧州の舞台でもスランプが続き、地元メディアが酷評した。

 11月26日のチャンピオンズリーグで、リバプールはPSVに1-4で敗れた。本拠地アンフィールドでの惨敗で、公式戦ここ12試合で9つ目の黒星。アルネ・スロット監督への風当たりは厳しくなるばかりだ。

 地元メディア『Liverpool Echo』は、「リバプールには信念、自信、組織力、クオリティが欠けていた。だが、ひどくてひどくて、本当にひどかった夜で最も警鐘となったのは、一部の例外を除き、ハートと闘争心がなかったことだ。まるで彼らは知りたくないかのように、早々にタオルを投げ入れた」とこき下ろしている。

「もう十分だ。クリスタル・パレス、チェルシー、ガラタサライに負けることはある。ホームでマンチェスター・ユナイテッドに負けることもある。敵地でブレントフォードに負けることだってあるだろう。アウェーでのマンチェスター・シティ戦で負けることがあるのは当然だ」

「しかし、ホームでのリーグカップのパレス戦で控えメンバーを投入して屈服してはいけない。ダイチが率いるノッティンガム・フォレストにホームで0-3と敗れてはいけない。そして、最大限の敬意は払うが、PSVは今季のチャンピオンズリーグで終盤まで勝ち進むにはほど遠いチームで、その相手にホームであのように意気地なく敗れるという屈辱を味わうなど、絶対にあってはならない」
 
 同メディアは「リバプールにとって欧州の舞台で最大の敗北のひとつであり、公式戦12試合で9敗目だ。そしてそれらのほぼすべてで敗北に値した。ことしのプレミアリーグ優勝の祝いは遠い昔の思い出だ。あのチームはもういない。そしてその代わりにあるのは、十分ではないチームだ。まったく及ばない。近くもない」と続けている。

「確かに今季は多くの状況が次々と不利になり、スロットは難しい対処を迫られてきた。その一部は、どれだけ経験があっても備えられるものではなかった」

「だが、今のチームは監督や互いのためにファイトする意欲があるように見えなかった。指揮官は自分のために大鉈を振るうか、新たなゲームプランで臨まなければならない。これを続けることは、不要な自傷行為だろう。彼にはリアクションが必要だ。チームが自分とあるのだと目にする必要がある。そして何より、勝つことが必要なのだ。もう逃げ道はない。もう好意的にみる余地はない」

 思わぬ苦境に陥った昨季のプレミアリーグ王者は、巻き返すことができるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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