「怒りや悲しみを超えた今、言葉すら――」9歳でリバプール加入、ファン兼務のMFが唖然。3戦10失点、連戦連敗「これほど酷いのは初めて」

2025年11月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

霞むスロット体制1年目の栄光。光を見出せるか

9歳でリバプールの門を叩いたジョーンズ。地元の星だ。(C)Getty Images

 かつてないほどの窮地だ。

 現地11月26日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節で、遠藤航が所属するリバプールが、オランダの強豪PSVとホームで対戦。6分にPKで先制を許した後、16分にドミニク・ソボスライの得点で追いついたものの、後半に失点を重ね、1-4で惨敗した。

 昨季のプレミアリーグ王者は直近3試合で10失点、12試合で9敗に。もはや負け癖がついているなか、カーティス・ジョーンズは言葉が出てこない様子だ。

 クラブ専門メディア『Liverpool Echo』によれば、9歳でリバプールの下部組織に加入した24歳のMFは、試合後のインタビューで率直な思いを口にした。

「分からない。答えは持っていない。僕も皆と同じだ。正直に言って受け入れがたい。言った通り言葉すら見つからない。怒りや悲しみを超えた今、言葉すら失った状態だ。

 言葉を見つけるのは難しい。僕は選手でありファンでもある。チームがこれほど酷くプレーし、こんな結果を出すのを経験したことがない」
 
 リバプールは連戦連敗するチームでは決してない。ジョーンズはこう覚悟を示した。

「結局のところ、我々の胸にはまだこのエンブレムが刻まれている。このエンブレムがある限り、僕らは戦い続ける。このチームを本来あるべき姿へ導き、リバプールが世界最高のチームである理由を示すために努力し続ける。ただ、現状は最悪だ。変革が必要だ」

 CLを6度、国内リーグを20度制した屈指の名門は、光を見出せるか。アルネ・スロット体制1年目でタイトルを掴んだ昨季の栄光は霞んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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