「エンドウを起用すればもっと堅実だ」絶不調で12位転落のリバプール、遠藤航の先発待望論が現地で浮上!「スロット監督は信頼していないが…」

2025年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スロットは違うプランを考えなければいけない」

今季のプレミアリーグではまだ先発がない遠藤。(C)Getty Images

 絶不調のリバプールと指揮をとるアルネ・スロット監督に対する風当たりは厳しくなっている。プレミアリーグ優勝を果たした昨季の主力でもそれは変わらない。

 11月22日の第12節で、リバプールはノッティンガム・フォレストにホームで0-3と手痛い黒星を喫した。批判を浴びているひとりが、最終ラインのイブライマ・コナテだ。

 専門サイト『Rousing The Kop』は11月23日、「シーズンを通じてコナテはひどい調子だが、ジョバンニ・レオーニが今季絶望となり、スロットは彼を残さざるを得なくなっている」と報じつつ、代案が必要と主張した。

「唯一本職として代役となるのがジョー・ゴメスだが、彼のケガの問題は知られているとおりだ。土曜の試合でもゴメスは出場するのに十分ではなかった。だが、コナテの直近のホラーショーを受けて、スロットは違うプランを考えなければいけない」

 では、スロット監督は誰を起用すべきなのか。同メディアは「コナテの代役として最善の選択肢はゴメスだろう。だが、この冬のリバプールの日程に彼がついていけないのは確かだ」と続ける。

「土曜の試合でスロットはコナテを下げてからライアン・フラーフェンベルフをCBとしたが、今後に向けて良いプランのようだ。最近のフラーフェンベルフは、昨季のプレミアリーグで年間最優秀若手選手に選ばれたのとは大違いとなっている」

 スロット体制で主軸として成長したフラーフェンベルフを最終ラインで起用するとなれば、中盤で代役となるは誰か。Rousing The Kopは「リバプールにはもっとオーソドックスな守備的MFが必要と思われ、それはワタル・エンドウがついに力を示すチャンスを得るという意味になる」と報じた。

「エンドウを6番にし、フラーフェンベルフを後方に起用すれば、リバプールはもっと堅実だろう。エンドウは2023-24シーズンにマカリステルと素晴らしいコンビだった。彼らが今後、それを再現できない理由はない」

「スロット監督は日本代表主将を頻繁に信頼していないが、以前彼はこのリバプールで信頼できる存在だと示している。ほかの選択肢の代わりに、彼が今のレッズが向かうべき道のようだ」
 
 同メディアは「もはやコナテはスロットのファーストチョイスであるべきではない」と締めくくっている。

「もちろん、本職のCBが好ましい。リバプールは1月に解決できるだろう。だがそれまでは、もっと守備の土台を安定させるための多彩な選択肢を活用できるはずだ」

「エンドウとフラーフェンベルフは試合中に役割を入れ替え、相手に対応を強いることもできるかもしれない。実際にどう機能するにしても、スロットはシンプルにリスクを恐れず、チームで最悪の出来にある選手を外さなければいけない」

 今季6敗目となる黒星を喫したリバプールは、12位まで順位を落とした。次戦は26日、チャンピオンズ・リーグでPSVと対戦する。欧州最高峰の舞台ではベスト16進出圏内にいるが、チームを取り巻く状況が難しくなっているなか、スロットの采配が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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