ホームで逆転負けの大宮は自動昇格消滅。徳島は最終節の結果次第で2位の水戸をまくる可能性も【J2リーグ】

2025年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

大宮は終盤の猛攻も実らず

大宮は徳島の渡(左)らにゴールを奪われて逆転負けを喫した。(C)SOCCER DIGEST

 残り2節、勝点6差に上位6チームがひしめく大混戦の今季J2リーグ。2025年11月23日には3位のRB大宮アルディージャと5位の徳島ヴォルティスがNACK5スタジアム大宮で激突した。

 是が非でも勝利を手にしたい両クラブの対戦は立ち上がりから激しい展開に。そんななか先制したのはホームの大宮だ。14分、小気味良いパスワークから小島幹敏が敵エリア内に絶妙のループパス。これをオリオラ・サンデーがダイレクトボレーで突き刺し、大宮がリードを奪った。

 その後は大宮がやや押し気味に試合を進めるも、徳島もカウンターを武器に虎視眈々とゴールを狙う。実際、28分にルーカス・バルセロスが強烈なシュート。これはGK加藤有輝の好守に阻まれたが、続く30分、徳島は高木友也のスルーパスに反応した渡大生の左足シュートで追いついた。

 すると、徳島は34分、電光石火のカウンターから逆転弾を叩き込む。児玉駿斗のボール奪取から渡、トニー・アンデルソンと繋いだボールをL・バルセロスが蹴り込んで、アウェーチームがこの日初めてリードを奪った。
 
 徳島の1点リードで迎えた後半、同点に追いつきたい大宮は小島、カプリーニを起点に反撃。57分にはアルトゥール・シルバが際どいシュートを放つなど、いくつかチャンスはあった。

 しかし、谷内田哲平の76分のシュートもポストに嫌われ──。終盤の猛攻も実らず、大宮はホームで痛恨の敗戦。勝点は63のままで、この時点で自動昇格の可能性が消滅した。一方、白星を掴んだ徳島は勝点を64に伸ばし、最終節の結果次第で2位の水戸ホーリーホックをまくる可能性も出てきた。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

【画像】日向坂や乃木坂の人気メンバー、ゆうちゃみ、加護亜依ら豪華タレント陣が来場、Jリーグのスタジアムに華を添えるゲストを特集

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事