「彼は輝いている。我々の重要な柱となる」バイエルン幹部が帰ってきた日本代表DFに太鼓判!度重なる骨折…「問題はもう終わった」

2025年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

約8か月ぶりに公式戦出場

途中出場して1分でアシストした伊藤。(C)Getty Images

 ドイツ王者に頼もしい男が戻ってきた。

 現地11月22日に開催されたブンデスリーガ第11節で、伊藤洋輝が所属するバイエルン・ミュンヘンが、鈴木唯人が加入したフライブルクとホームで対戦。鈴木に先制点を許すも、最終的には6-2で圧勝した。

 度重なる怪我を乗り越えた伊藤は、5-2で迎えた83分からピッチに立ち、約8か月ぶりに公式戦出場。すると、直後の84分に正確なサイドチェンジのパスを送り込み、マイケル・オリーセのダメ押し点をアシストしてみせた。

 この試合の前、スポーツディレクターのクリストフ・フロイント氏が、バイエルン加入2年目の日本代表DFについて熱く語っていた。
 
 48歳の同氏は、現地メディア『Sky Sport』でのインタビューで「イトウが長期離脱を経てフライブルク戦で復帰する。彼が新加入選手のように感じる?」と問われ、次のように答えた。

「ああ、少しそう感じるよ。これまで、彼にとっても関係者全員にとっても不運な状況だった。復帰後最初のトレーニングを経て、彼は本当に良い状態だ。輝いている。彼が最も好きなこと、つまりフットボールを再びできるようになったんだ。彼は本当にフィットしている。このプロセス全体を通して、私たちは慎重に対応してきた。3回も(中足骨骨折が)起こった。この問題はもう終わったと確信している」

 選手時代は母国オーストリアのリーグで守備的MFを担ったフロイント氏はまた、「彼のプレースタイルはチームに役立つだろう」と26歳のレフティに強い期待を込めた。

「彼は左利きで、センターバックと左サイドバックを務められる。非常に優れたフットボーラーだ。彼が戻ってきてくれて本当に嬉しいよ。今後数か月、我々の重要な柱となるだろう」

 復帰戦で早速存在感を示した伊藤は、今後さらにインパクトを放ち、世界屈指の強豪で定位置を確保できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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