「立ち上がり15分で決まる」狙い通りの展開で町田が天皇杯初制覇。黒田監督も感無量「J1、2年目の新参者ですけど...」

2025年11月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当にみなさんのおかげだと思っております」

町田に初タイトルをもたらした黒田監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 FC町田ゼルビアは11月22日、天皇杯の決勝戦でヴィッセル神戸と対戦。3-1で勝利し、国内の主要タイトルを初めてその手中に収めた。

 開始6分に藤尾翔太が先制点をゲット。32分に相馬勇紀が追加点を挙げる。56分には藤尾がこの日、自身2点目をマークする。62分に1点を返されるも、最後までリードを守り抜いた町田が初優勝を成し遂げた。

「ありがとうございます!」

 試合後のフラッシュインタビューで、黒田剛監督が歓喜の表情を浮かべる。これまでの歩みを振り返りながら、優勝の喜びを噛みしめる。

「J1、2年目のまだまだ新参者ですけど、このFC町田ゼルビア、1989年から約37年をかけて、関東4部リーグから這い上がってきた。みなさんの想いが、今日こうして、日本一ということで、本当に1つになって戦えたこと、そして優勝というものがこのFC町田ゼルビアにもたらすことができたこと、本当にみなさんのおかげだと思っております、ありがとうございます」
 
 ビッグマッチではスタートが肝心だった。「国立、そしてファイナルというこのステージは、立ち上がり15分で決まるということで、選手たちにも言っていました」と明かす。「まさに早い得点から追加点ということで、選手たちは本当に我々のスタッフの言うことをしっかりと誠実に聞き、そして見事に実践してくれたと思います」と続ける。

 ゲームプラン通りの戦いだった。選手たちはピッチで躍動。指揮官は「感謝しています」とその奮闘を称えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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