「日本への敵対的な行動は初めてではない」“グーパンチ”で批判殺到の北朝鮮、2年前の蛮行に再脚光「日本のスタッフを殴ろうとする姿に大きな衝撃を受けた」【U-17W杯】

2025年11月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もう殴りかかってたよ」

PK戦の末に北朝鮮を下したU-17日本代表(白)。(C)Getty Images

 カタールで開催されているU-17ワールドカップで物議を醸しているのが、U-17北朝鮮代表の行動だ。PK戦の末に敗れたラウンド16の日本戦の前、両軍が整列した後で、グータッチで挨拶を交わすなか、複数の選手が、まるで殴りつけるように強く拳を当てていたのだ。

 SNS上で「もう殴りかかってたよ」「グータッチじゃなくて、グーパンだろ」と批判の声が次々に上がったこの行為は、他国のメディアでも取り上げられ、小さくない反響を呼んだ。

 そんななか、韓国のメディア『SPOTV NEWS』は、北朝鮮の日本選手に対する過去の威嚇行為に再び脚光を当て、次のように回想した。
 
「北朝鮮の日本に向けた敵対的な行動は今回が初めてではない。 2023年の杭州アジア大会の準々決勝でも北朝鮮は始終興奮した姿を見せた。北朝鮮のキム・ユソンは、負傷者の治療のためにグラウンドに入った日本の医療スタッフに水を求めた。そして、ボトルを受け取ると、左手を上げて殴ろうとするジェスチャーを取った」

 同メディアは、「主審はキム・ユソンにイエローカードを出した。選手でもないスタッフに殴ろうとするその姿に、日本側は大きな衝撃を受けた。2年が経って、再びユース年代の試合で暴力的行為が繰り返されたわけだ」と続けた。

 今回は威嚇を通り越した、一歩間違えれば怪我をしかねない危険な行為だっただけに、日本の選手たちが無事だったのは幸いだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】日本の選手たちに殴りかかるような衝撃の挨拶をする北朝鮮選手

【動画】拳を振り上げて日本のスタッフを威嚇する北朝鮮選手(2年前の蛮行)
 

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