「フラストレーションは募るばかり」ついに出番なし…主軸だった日本人MFの苦境に地元メディアが困惑「先発がわずか4回。出場時間は322分だ」

2025年11月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チャンピオンシップでスターだった」

今季は出番が大幅に減っている田中。(C)Getty Images

 昨季はリーズの主力だった田中碧だが、今季は出場機会の確保に苦しんでいる。しかし、地元メディアからは、田中を重用すべきかもしれないとの声が寄せられた。

 2024年夏にドイツ2部のデュッセルドルフからチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズに移籍した田中は、リーグを代表するヒット補強として活躍。レギュラーとしてリーグ優勝とプレミアリーグ昇格に大きく貢献している。

 だが、ショーン・ロングスタッフとアントン・シュタッハが中盤に加わった今季、ダニエル・ファルケ監督は田中を起用することが減った。開幕から2試合はスタメンに含めたが、ケガで短期離脱してからは、ベンチスタートとさせている。田中はウェストハム、ブライトンとの2試合で再び先発出場したが、前節のノッティンガム・フォレスト戦ではついにピッチに立てなかった。

 専門サイト『MOT Leeds News』は11月17日、「タナカは今季、チームでの役割が変わったひとりだ。ファルケ監督の扱い方に対するフラストレーションは増していくだろう」と、日本代表MFの不満が大きくなっても不思議ではないとの見解を示している。

「昨季、タナカはチャンピオンシップでスターだった。プレミアリーグへのステップアップを果たす選手をひとり選ぶとしたら、彼だった。だが、日本代表は今季、先発出場がわずか4回。プレミアリーグでプレータイムは322分だ」

「それにもかかわらず、彼はプレミアリーグで1試合平均のインターセプトが6位で合計7回を記録している。『FotMob』によると、タナカは1試合平均でインターセプトが2回。今季のプレミアリーグで最高のMFとの呼び声高いモイセス・カイセドとも0.5回差だ」
 
 同メディアは「さほど重要ではないと思うかもしれない。だが、今季のリーズは中盤で上回られたことが何度かある。タナカはそれを止めることができるのだ」と続けた。

「イーサン・アンパドゥはトップリーグに戻ってきて苦しんでいる。タナカが彼の代わりとなるタイミングかもしれない。そうでなければ、控えとしてフラストレーションは募るばかりだろう」

「タナカはボールを運ぶこともできる選手だ。チャンスメークはさほど心配されることがなかったが、トランジションにおけるエネルギーもリーズが前がかりになろうとする助けになるばかりだろう」

 初のプレミア挑戦だけに、苦労は尽きない。だが、田中が昨季のようにリーズの中盤に欠かせない存在となることを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「美人は何をしても画になる」「爆笑。最強すぎ」長友佑都の女優妻がまさか!衝撃の"仮装"が話題!「電車でふきだした」

【記事】「あ!由布ちゃんいる!」11戦13発の日本代表FW、得点後に現地中継に映ったモデル妻の姿に反響!「女神がいれば絶対ゴール決めちゃう」

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事