「信じられないような物語」わずか人口15万人の島国がW杯初出場まであと1ポイント!大躍進に米大手メディアも驚愕「“史上最小”の国が出場目前」

2025年11月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「元トップリーグの選手を多数擁している」

快進撃を見せるキュラソー代表。(C)Getty Images

 人口はわずか15万人強、面積は種子島とほぼ同じの444平方キロメートルという小国キュラソーが、初のワールドカップ出場に王手をかけた。

 2026年の北中米ワールドカップの北中米・カリブ海(CONCACAF)予選で、グループBの首位を走るキュラソーは、13日のバミューダ戦を7-0で圧勝。19日の最終節ジャマイカ戦に引き分け以上で、本大会出場が決まる。

 米大手メディア『ESPN』は「元プレミアリーグの監督が率いる史上最小の国がワールドカップ出場目前」と見出しを打ち、次のように報じた。

「CONCACAF予選で、信じられないような物語が生まれつつある。人口わずか15万6115人、面積は444平方キロメートルでマン島よりも小さいキュラソーが、あと1試合でアイスランドを抜き、ワールドカップ本大会出場権を獲得した史上最も小さい国になるところだ」
 
 同メディアは、「レンジャーズおよびサンダーランドの元指揮官であるディック・アドフォカートがキュラソーの監督を務める」とベテラン監督を紹介し、チームのタレントを挙げている。

「人口は少ないものの、キュラソーは元トップリーグの選手を多数擁していることが特筆すべき点だ。元レンジャーズおよびバーミンガムのMFジュニーニョ・バクーニャや、プレミアリーグのアストン・ビラでプレーした兄のレアンドロ・バクーニャがいる。現ドルトムントのストライカー、ジョルディ・パウリーナは、バミューダ戦で2得点を挙げた。ミドルスブラのソンチェ・ハンセンも得点し、7-0の勝利でキュラソーはワールドカップ出場を目前にした」

 記事は「マンチェスター・ユナイテッドのアカデミー卒業生で、現在シェフィールド・ユナイテッドに所属するタヒス・チョンも、予選期間中にキュラソー代表として出場した」と続けた。

 悲願のW杯出場まであと1ポイント。だが、2位ジャマイカとの勝点差は1のため、敵地で負ければ2位転落してしまう。文字通りの大一番だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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