「前からのプレスと球際の部分で主導権を握った」ボリビア戦フル出場のキャプテン遠藤航が年内ラストマッチを総括! 自身のパフォーマンスについては「ゲーム勘は落ちない」

2025年11月19日 中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

「満足はしていないですけど…」

ボリビア戦で90分間プレーした遠藤。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 11月18日、森保一監督が率いる日本代表は国立競技場で開催されたキリンチャレンジカップでボリビア代表と対戦した。

 年内最後のテストマッチとなったゲームで、序盤からゲームを支配した日本は、開始4分に幸先よく先制。久保建英のクロスをゴール前で収めた鎌田大地が左足シュートを突き刺した。

 その後は、相手の守備にやや苦戦して決定機まで持ち込めない時間が続くも、71分に町野修斗、その7分後には中村敬斗と、途中出場の選手たちが加点。終わってみれば3―0の完勝だった。

 この試合に先発したキャプテンの遠藤航は、「試合の入り方は良かったと思います」とゲームを振り返る。
 
「前からのプレスと球際の部分で主導権を握り、良い形で1点取れました。そのあと相手のボランチが落ちるようになって、プレッシャーに行きづらくなってしまった時間帯があり、途中で4-4-2みたいな形に変えて守備をしましたけど、はまってなかったので後半は3-4-3に戻した感じでした。全体としては我慢するところと奪いに行くところをはっきりできましたし、交代選手含めてゲームに入れて、失点を0で抑えて、3点を取って勝ったのは良かったかなと思います」
 
 32歳のMFは、怪我のため10月シリーズのパラグアイ戦(2-2)とブラジル戦(3-2)を欠場。所属クラブのリバプールではプレータイムが限られているなか、今回の11月シリーズでは14日のガーナ戦(2-0)で出番がなかったものの、ボリビア戦にはフル出場を果たした。

「もちろん、キツさはありますけど、ゲーム勘はみたいなものは落ちないと思っているので。キャプテンとしてプレーしていて、自分のことだけではなく、チームのことも考えなければいけない。それが結果的に自分のパフォーマンスを上げることにもつながっています」

 そう述べたなかで、自身のボリビア戦でのプレーについては、「上手くゲームをコントロールしながら、周りを動かすところと自分がいくところははっきりしながらプレーできました。満足はしていないですけど、悪くはなかったと思います」と評価した。

取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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