【現地8月16日の主な移籍まとめ】B・ペレス、テージョ、M・スアレス、マトリなどが新天地へ!

2016年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

ローマは昨夏から追っていたB・ペレスをついに獲得。

ブルーノ・ペレス(トリノ→ローマ)(C)Getty Images

■ブルーノ・ペレス
・26歳/DF/ブラジル国籍
・トリノ→ローマ(買い取り義務付きの1年レンタル)
・レンタル料:100万ユーロ(約1億2000万円)
 攻撃力に限ればセリエAでも屈指と評価される右SB。昨夏から長く動向を追っていたローマが、ようやく手に入れた。当面は100万ユーロでの1年レンタルだが、1250万ユーロ(約15億円)で来夏の買い取り義務が付いており、事実上の完全移籍だ。ローマはこのブラジル人の加入によってクオリティーアップはもちろん、昨シーズンは主に右SBで起用していたアレッサンドロ・フロレンツィを本来のMFに戻せるなど、少なくないメリットを得るはずだ。
 

■クリスティアン・テージョ
・25歳/FW/スペイン代表
・バルセロナ→フィオレンティーナ(1年レンタル)
・レンタル料:50万ユーロ(約6000万円)
 昨シーズンは冬に加入したフィオレンティーナで自慢のドリブルで違いを作った快足。今夏は保有元のバルセロナに一旦戻りプレシーズンキャンプに参加したが、パウロ・ソウザ監督の強い意向もあってフィオレンティーナが粘り強く交渉を続け、買い取りオプション付きの1年レンタルに成功した。本人は「またフィレンツェに戻ってこられてとても幸せだ」とコメントしている。
 

■マリオ・スアレス
・29歳/MF/スペイン代表
・ワトフォード→バレンシア(1年レンタル)
 昨シーズンはフィオレンティーナとワトフォードで鳴かず飛ばずだった実力派MFが、勝手知ったるリーガ・エスパニョーラへの復帰を決断。ハビ・フエゴがエスパニョールに移籍し、新アンカーを探していたバレンシアに買い取りオプション付きの1年レンタルで加入した。クオリティーは折り紙付きだけに、レギュラーとして十分に計算できる。
 

■アレッサンドロ・マトリ
・31歳/FW/元イタリア代表
・ラツィオ→ミラン→サッスオーロ(完全移籍)
・移籍金:不明
 2013年に古巣ミランに復帰するも定着できず、フィオレンティーナ、ジェノア、ユベントス、ラツィオとレンタルで流離ったCF。今夏もプレシーズンはミランで過ごしたが、今回はローンではなく完全移籍で退団した。ヨーロッパリーグ参戦を見据えて戦力拡充に動いているサッスオーロでは、主力のグレゴワール・ドゥフレルの負担を軽減する存在として期待される。

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