まるで攻め方を忘れてしまったかのように…。オランダがフラストレーションの募る内容でポーランドとドロー【W杯欧州予選】

2025年11月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポーランドの術中にハマった

デパイのゴールで追いついたオランダだが、ポーランドに勝てず。(C)Getty Images

 現地時間11月14日、北中米ワールドカップの欧州予選を戦うオランダ(グループGで首位)がアウェーで2位のポーランドと対戦。勝てば他会場の結果に関係なく本大会出場が決まるオランダは4−3−3システムでスタートさせた。

 3−4−2−1システムで戦うポーランドのカウンターにやや手を焼いたオランダも、今予選ここまで7得点のデパイらを起点に反撃。最後尾のファン・ダイクが組み立てに絡みつつ、ガクポとマレンの両ウイングを使いながらポーランドを崩そうとした。

 そうした戦い方でボールを握るオランダだが、なかなか決定機を作れない。ポーランドの堅守を崩せず、もどかしい展開が続いた。ゲームをコントロールしているようで、ポーランドにされている。35分まではそうした様相を呈していた。

 実際、オランダは43分、ポーランドに先制を許す。レバンドフスキの華麗なポストプレーからカミンスキーにゴールを奪われ、痛恨の失点を喫した。

 まるで攻め方を忘れてしまったかのようなオランダは前半を終えて0−1。消化不良の45分間となった。
 
 迎えた後半、オランダはいきなり追いつく。左サイドのガクポのクロスに合わせたマレンのヘディングシュートはGKに阻まれるも、そのこぼれ球に素早く反応したデパイのゴールで1−1のタイスコアにした。

 これで勢いに乗るかと思われたオランダだが、むしろ停滞。ポーランドに攻め込まれる時間帯もあり、フラストレーションの募る内容だった。端的に言えば、ポーランドの術中にハマった、そんな試合である。

 結局、1−1の引き分けに終わった首位オランダは2位のポーランドと勝点3差のまま(両チームの得失点差は13)。オランダは最終節(リトアニアとのホームゲーム)に運命を託すことになった。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

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