今の日本代表は史上最強か。柿谷曜一朗の問いに久保建英の答えは? 躍進が期待される北中米W杯「一番上を目ざせるチャンス、確率では今回が一番高いんじゃないかと」

2025年11月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「結果で示さないと何も意味がない」

北中米W杯で躍進が期待されている日本。久保は「やるからには一番上を目ざしたい」と意気込む。写真:滝川敏之

 日本代表は11月14日、国際親善試合でガーナ代表と豊田スタジアムで対戦した。

 16分に佐野海舟のお膳立てで南野拓実が先制点を挙げると、60分には堂安律がカットインから追加点を奪取。2-0で完勝を収めた。

 この一戦はTBS系列にて全国生中継され、試合前には元日本代表FWの柿谷曜一朗氏と久保建英の対談も放送された。

 柿谷氏から、現在の日本代表が史上最強と言われていることに対してどのように思っているかを問われた久保は、次のように語った。
 
「全体のレベルは史上最強と言っても差し支えない。個々の能力で言うと、歴代の日本代表にも突出した方々がたくさんいて、それに僕らが勝てるかと言ったら、それは結果で示さないと何も意味がない」

 多くのファン・サポータが、来年6月から7月にかけて開催される北中米ワールドカップで、日本代表がどこまで勝ち上がれるかに注目している。柿谷氏からW杯で「目ざす場所」は決まっているかと問われた24歳のレフティは、「最初からこうっていうのは好きではないですが」と切り出し、こう続ける。

「やっぱりこれ(北中米W杯)を逃すと次は4年後になるわけですし、4年後にどうなっているかは分からない。これから10年後、20年後、30年後と見た時、チャンスは来るかもしれないですが、日本代表が一番上を目ざせるチャンス、確率では今回が一番高いんじゃないかと個人的には思っている。やるからにはどんなトーナメントでもそうですが、一番上を目ざしたい。

 皆は、はっきりと優勝って言葉を口にしていますが、それに恥じないプレーをしていかなければと、僕含め日本代表の皆が思っていると思う」

 約7か月後に迫った北中米W杯。"史上最強"と呼び声高い日本代表は来夏、その真価を世界の舞台で証明することができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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