天皇杯連覇を狙う神戸がファイナル進出! 永戸勝也の鮮烈ボレー弾、佐々木大樹のゴールで広島を2-0撃破

2025年11月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

22日の決勝では町田と激突

見事な先制点を決めた永戸。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 11月16日に開催された天皇杯準決勝で、前回王者ヴィッセル神戸と今季のルヴァンカップを制したサンフレッチェ広島が激突した。

 序盤から球際の激しい攻防が続くなか、広島が最初にチャンスを迎える。12分、東俊希のCKに木下康介が頭で合わせるも、わずかにゴールの上に外れる。

 一方の神戸もセットプレーからチャンスを作ると、24分に先制に成功。敵陣ボックス手前の左寄りでCKのこぼれ球に反応した永戸勝也がダイレクトボレーをゴール右に突き刺した。

 ビハインドを負った広島はその後、ボールを握ってペースを掴む。41分のジャーメイン良のシュートはGK前川黛也にキャッチされると、45+1分にはクロスから木下がボレーを放ったが、相手にブロックされた。このまま神戸の1点リードで前半を終える。
 
 迎えた後半、広島は47分にチャンスを創出。ペナルティエリア手前の左寄りから中野就斗がミドルを狙ったが、惜しくも枠を捉えられない。その2分後にはトルガイ・アルスランの折り返しにジャーメインが飛び込んだが決めきれなかった。

 一方の神戸は52分にカウンターを発動。左からの武藤嘉紀のクロスに佐々木大樹が頭で合わせるもゴールの上に外れる。

 68分には、武藤が獲得したPKを途中出場の大迫勇也が蹴るもGK大迫敬介にセーブされる。しかし広島の守護神がゴールラインの前に出ていたとしてやり直しに。今度はキッカーを変えて、佐々木大樹が確実に決めた。

 その後、広島は前田直輝やヴァレール・ジェルマンを投入して反撃に出るも、最後までゴールは奪えず。このまま試合は2-0で終了して、勝利した神戸がファイナルに進んだ。

 22日に行なわれる決勝ではFC町田ゼルビアと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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