アフリカの雄を寄せつけない鮮やかな快勝劇だった。

　11月14日、日本代表は豊田スタジアムでガーナ代表と対戦。序盤から鋭い出足でペースを握った日本は16分、先制に成功する。右サイドの佐野海舟からパスを受けた南野拓実が落ち着いてコースを突いてねじ込んだ。その後も守備陣がガーナ自慢のアタッカー陣を封じ込め、チームは多彩な攻撃を展開。60分には久保建英のパスから堂安律が素早い振りでミドルを決め切り、リードを広げた。フレッシュな若手も積極起用した森保ジャパンが、２－０というスコア以上の内容で勝利を飾っている。

 

　日本のパフォーマンスに興味津々なのが韓国メディアだ。今回の11月シリーズも、韓国代表は日本と同じ対戦相手との２連戦に臨むためだ。『Interfootball』は「あのブラジル戦の勝利はまぐれじゃなかった。日本がアフリカの強豪国であるガーナを一蹴した」と速報し、「互いにベストメンバーではなかったものの、日本は90分間を通してゲームを支配し続けた」と評した。さらに専門メディア『Best Eleven』も「日本がガーナを完膚なきまでに叩きのめした」と称え、「韓国が次に戦うチームを向こうに回し、ほとんど抵抗を許さないほどの圧倒ぶりだった」と伝えている。

　日本は週明けの火曜日、国立競技場でボリビア代表を迎え、2025年のラストゲームに臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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