「コンディションがかなり良い」
得点力の開花に期待がかかる白井。写真:鈴木颯太朗
東京ヴェルディの20歳ストライカーが爆発の予感を感じさせる。
10月25日のJ1第35節の清水エスパルス戦(0-1)に72分から途中出場したFW白井亮丞は、シャドーのポジションに入り、ライン間でボールを受けて起点になりながらチャンスメーク。守備でも奔走した。その翌日に行なわれた明治大学とのトレーニングマッチでは2ゴールを決めている。
「コンディションがかなり良い。どんどんボールを触れて、流れを作れて、周りも見えている」と自信を口にする。
そして11月8日に開催された第36節のアビスパ福岡戦(0-0)でも、エネルギッシュなプレーを披露する。後半の開始から新井悠太に代わってシャドーに入ると、ボール非保持時には相手の最終ラインからGKまで精力的にプレッシング。さらに61分には、カウンターから果敢にシュートを放った。
ゴールへの強い気持ちをプレーで示した俊英に対して、東京Vの城福浩監督は「シュートを打たないよりも、打って失敗したほうがよっぽどいい」と称賛。白井自身も、シュートシーンを次のように振り返る。
「ソメ(染野唯月)くんがパスを欲しがっているのは見えていましたし、周りの選手が動き出してくれているのも分かっていました。ですけど、城福さんから振っていけという指導があり、積極的にゴールを狙おうというのがチーム全体の意識にありました。それに後押しされたのもあって、あそこでシュートを打ちました」
10月25日のJ1第35節の清水エスパルス戦(0-1)に72分から途中出場したFW白井亮丞は、シャドーのポジションに入り、ライン間でボールを受けて起点になりながらチャンスメーク。守備でも奔走した。その翌日に行なわれた明治大学とのトレーニングマッチでは2ゴールを決めている。
「コンディションがかなり良い。どんどんボールを触れて、流れを作れて、周りも見えている」と自信を口にする。
そして11月8日に開催された第36節のアビスパ福岡戦(0-0)でも、エネルギッシュなプレーを披露する。後半の開始から新井悠太に代わってシャドーに入ると、ボール非保持時には相手の最終ラインからGKまで精力的にプレッシング。さらに61分には、カウンターから果敢にシュートを放った。
ゴールへの強い気持ちをプレーで示した俊英に対して、東京Vの城福浩監督は「シュートを打たないよりも、打って失敗したほうがよっぽどいい」と称賛。白井自身も、シュートシーンを次のように振り返る。
「ソメ(染野唯月)くんがパスを欲しがっているのは見えていましたし、周りの選手が動き出してくれているのも分かっていました。ですけど、城福さんから振っていけという指導があり、積極的にゴールを狙おうというのがチーム全体の意識にありました。それに後押しされたのもあって、あそこでシュートを打ちました」
一方で、「まず守備から入ろうと意識してプレーしていました」と自ら切り出すなど、ディフェンス面でもいい入り方ができていた。この点については、試合後に指揮官が「もちろん彼は攻撃の選手ですけど…」と前置きしつつ、成長を語る。
「何回か相手のディフェンダーにアプローチをして、ボールを足に当てていました。少しファウル気味になったシーンもありましたけど、まずそこから入れたことは彼の進歩だと思います」
城福監督が常日頃から口にする「攻守は一体。いい守備からいい攻撃につながる」という言葉を、白井が体現する。
「ミスをしてもいいから攻撃は積極的にやろうと思っていました。実際に攻め込まれていた時間でも、周りのサポートが少なかったらボールを取られてもいいから積極的にやろうと。ミスしたら守備で切り替えて。それを徹底して意識して取り組みました。でも点を取りたいので、次はもっとゴール前に顔を出して、そこにエネルギー使いたいです」
まだまだエースの染野を脅かす存在には至っていない。それでも残りの2試合で、彼の秘められた"得点への才"が開花する瞬間に期待したい。
取材・文●藤井圭
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「何回か相手のディフェンダーにアプローチをして、ボールを足に当てていました。少しファウル気味になったシーンもありましたけど、まずそこから入れたことは彼の進歩だと思います」
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「ミスをしてもいいから攻撃は積極的にやろうと思っていました。実際に攻め込まれていた時間でも、周りのサポートが少なかったらボールを取られてもいいから積極的にやろうと。ミスしたら守備で切り替えて。それを徹底して意識して取り組みました。でも点を取りたいので、次はもっとゴール前に顔を出して、そこにエネルギー使いたいです」
まだまだエースの染野を脅かす存在には至っていない。それでも残りの2試合で、彼の秘められた"得点への才"が開花する瞬間に期待したい。
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