開幕から10戦2勝と不振…ヴォルフスブルクが今夏就任の指揮官を解任。クラブSDが理由を説明「ピッチ上での安定と成功をもたらすためには…」

2025年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「非常に残念に思っている」

昨季はゴアヘッドをオランダ杯優勝に導いたシモニス監督。(C)Getty Images

 ブンデスリーガのヴォルフスブルクは現地11月9日、ポール・シモニス監督との契約を解除。アシスタントコーチ3名の退任も併せて発表された。

 昨シーズン、オランダのゴアヘッドでトップチーム初指揮ながらオランダカップ優勝に導いた経験を持つシモニス監督は、今夏からヴォルフスブルクの指揮官に就任。ハイデンハイムとのブンデスリーガ開幕節は3-1で勝利したものの、ここまで開幕から10試合で2勝2分け6敗と大きく負け越していた。
 
 クラブの公式サイトによると、スポーツ部門のマネージングディレクターを務めるピーター・クリスチャンセン氏は、シモニス監督とコーチ陣のこれまでの貢献に感謝しつつ、解任の必要性を以下のように記した。

「ポール・シモニス監督を解任する決断は、我々にとって容易なものではなかった。我々は、彼の仕事ぶりやアイデア、そしてチームとの関わり方を高く評価していた。この決断を下さなければならなかったのは、非常に残念に思っている。しかし、フットボールにおいては結果と勝点が重要であり、ここ数週間の展開は我々全員が望んでいたものとは異なっていた。徹底的な協議を行なった結果、ピッチ上での安定と成功をもたらすためには、変化が必要であるという結論に至った。ポールと彼のコーチ陣のこれまでの働きと献身に感謝するとともに、今後の活躍を心より祈っている」

 なお、当面の間の指揮は、同クラブのU-19を率いているダニエル・バウアー監督が担当する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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