「なんとか来年もJ1で戦えます」今季3人目のマリノス監督が涙。3戦連続大勝で史上初の降格を回避「戦術うんぬんより気持ち」

2025年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

谷村、天野、植中の得点で京都を3-0撃破

かつてプレーしたマリノスを残留に導いた大島監督。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 横浜F・マリノスが11月9日、J1第36節で京都サンガF.C.と敵地で対戦。35分に谷村海那、72分に天野純、90+2分に植中朝日が得点し、3-0で大勝した。

 この結果、2試合を残してJ1残留が決定。クラブ史上初のJ2降格を回避した。

「まず、残留という大きなミッションを達成できてホッとしています。選手、スタッフ、会社の人を含めみんなでこの苦しい状況を乗り越えた、本当みんなの頑張りだと思います」

 開幕から超が付くほど大苦戦。今季二度の指揮官交代を経て、かつてプレーしたマリノスを率いる大島秀夫監督は涙を浮かべながら、残留の喜びを噛みしめた。

 前々節は浦和レッズを4-0、前節はサンフレッチェ広島を3-0で撃破。3連勝を達成したこの日も90分を通してハードワークを続けた。

「キックオフの笛から終了の笛まで選手全員で戦った、気持ちを出した、魂を出したゲームだったなと思います。戦術うんぬんより、やっぱそういう気持ちが大きく出たかなと思います」
 
 今季は11月30日のセレッソ大阪戦(ホーム)、12月6日の鹿島アントラーズ戦(アウェー)を残すのみ。大島監督は最終盤を戦うにあたり、サポーターへメッセージを発信した。

「なんとか来年もJ1で戦えます。本当、皆さんの力があったからだと思いますし、選手が本当に頑張った成果だと思っています。またちょっと休んでから次の試合に向かって頑張ります」

 残留は決まったが、シーズンはまだ終わっていない。より良い形で激動の2025年を締め括れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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