今夏にレンヌからイングランド２部のバーミンガムに移籍した古橋亨梧は、リーグ戦の開幕14試合（うち13戦に出場）で、いまだ無得点。リーグカップの１点に留まっている。

　11月４日に開催されたミルウォール戦でも、チームが４－０と快勝したなか、途中出場した古橋はネットを揺らせず。初ゴールはまたもお預けとなった。

　それでも試合後、サポーターに向かってガッツポーズを３回くり出した日本代表FWに、スタンドのファンからは大きな拍手が送られた。

　セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、バーミンガムのクリス・デイビス監督、古橋に対するサポーターの応援について、「大きな意味を持つ」と喜んだ。

「彼が多くを尽くしていることを彼らが認めているという意味だからだね。そして彼を支えたいと望み、彼を信じているという意味だからだ。信じていなければああいうことはしない」
 

　指揮官は「彼は誰よりもチャンスを得ている。とてもクレバーで、動きや走りは素晴らしく、素早い。以前も言ったとおりだ。（ゴールは）いずれ決まる」と続けた。

「彼は自信を増している。今夜は得点がなかったが、練習で彼が良くなっていると言えるよ。どんなストライカーも同じだが、キョウゴはとても集中して、プロフェッショナルだ。彼は分かっている。経験もあるんだ。以前もこういう経験をしているはずだよ」

「キョウゴのことを何かしら心配していると言ったら、それは私が真実を言っていないということになる。なぜなら、心配していないからだ。彼は本当に良い選手で、我々は彼がいて幸運だよ。彼はゴールを決めるようになるはずだ」

　待望の一発をファンも指揮官も心待ちにしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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