U-17日本代表が白星スタート! 瀬口のビューティフル弾&終了間際に平島がダメ押しゴール! モロッコとのGS初戦は2-0快勝【U-17W杯】

2025年11月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

元砂&吉田の幻ゴールも

先制点を挙げた瀬口。U-17日本代表がモロッコを下し、大会白星スタートを飾った。(C)Getty Images

 廣山望監督が率いるU-17日本代表は現地11月3日、カタールで開催されているU-17ワールドカップのグループステージ第1節でモロッコと対戦した。

 今大会から毎年開催となり、参加国は24か国から48か国に拡大。4チームずつ12のグループに分かれて戦い、日本はB組でモロッコ、ニューカレドニア、ポルトガルと同居。各組上位2位と各組3位の成績上位8チームの合計32チームがノックアウトステージに進出する。

 2011年大会で記録した過去最高成績のベスト8以上を目ざす日本は初戦、序盤に相手の攻勢を受ける。

 スピードを活かした鋭いカウンターには、藤田明日翔ら守備陣がしっかりと対応。9分、強烈なミドルを打たれたシーンでは、GK村松秀司がスーパーセーブで防ぎ、事なきを得る。

 押し込む時間が長くなると、テンポの良い繋ぎで左右に振りながら相手の隙をうかがう。19分には、アタッキングサードでのワンタッチパスから、ペナルティエリア左を抜け出した平島大悟が放ったシュートはゴールの上に大きく外れた。

 27分には、右CKから元砂晏翔仁ウデンバがヘディングで合わせてネットを揺らす。しかし、GKへのファールがあったとしてノーゴールの判定に。

 45+1分には右CKから吉田湊海が頭で合わせるも、GKの好セーブに遭い得点ならず。前半を0-0で終える。
 
 後半も立ち上がりから果敢に相手ゴールに迫る。47分、ゴール前への浮き球のボールを収めた吉田が反転シュート。これはGKに足で止められた。

 それでも57分、ついに先制。浅田大翔が右サイドから中央にドリブルで持ち込み、左斜め前に丁寧なパスを供給する。これに走り込んだ瀬口大翔が、ペナルティエリア左手前から右足のダイレクトで合わせると、巻いたシュートがゴール右に決まる。

 美しいゴールで先手を取った日本は勢いに乗る。76分、前線へのロングボールに反応した吉田が力強く突破して、最後は頭でネットを揺らすが、主審が映像を確認したうえで、ハンドがあったとして得点は認められず。

 そしてこのまま終わらず、終了間際の90+8分には速攻から平島がダメ押しの2点目を奪う。最後まで無失点に抑えた日本が2-0で快勝し、大会白星スタートを飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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