セルティックが120分の激闘を3-1で制し、リーグ杯決勝へ!先発復帰の前田大然は110分大奮闘で10人の宿敵撃破に貢献

2025年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

旗手は71分から出場、山田と稲村はベンチ外

セルティック5年目を戦っている前田。(C)Getty Images

 現地11月2日に開催されたリーグカップ準決勝で、日本人4選手を擁するセルティックが、宿敵のレンジャーズと対戦。怪我明けの前田大然が先発、旗手怜央がベンチスタートの一方、新戦力で出場機会確保に苦しんでいる山田新と稲村隼翔はベンチからも外れた。

 開始18分、ショートカウンターから前田がビッグチャンスを迎えるも、仕留めきれない。その直後に前田のクロスがオウンゴールを誘い、先制点をゲットと思われたが、オフサイドで得点は取り消される。

 それでも25分、CKにケニーがヘッドで合わせ、正真正銘の先制点を挙げる。

 30分にはラスキンにペナルティエリア内からシュートを浴びるも、38歳の守護神シュマイケルがビッグセーブで凌ぐ。

 立ち上がりから激しい攻防が続くなか、38分に足を上げてラルストンを倒した相手MFアースゴーが一発退場となる。

 ロジャーズ監督が電撃辞任し、73歳のオニール氏が再登板したチームは、人数でも有利に立ったものの、追加点は中々奪えない。
 
 71分にこの日2回目の交代を行ない、旗手と19歳のオスマンドを送り込む。旗手は74分に早速シュートを放つが、GKバトランドの正面を突く。

 2点目が奪えないのであれば、逃げ切りたいところ。だが、81分にラルストンがハンドで痛恨のPKを献上。これをタバーニアに決められる。

 終盤に追いつかれてしまったセルティックは、90+3分に旗手が迎えたチャンスもモノにできず、1-1で延長戦に突入。すると、93分だった。頼れる主将マグレガーが強烈なミドルシュートを叩き込み、スーパーゴールでついに2点目を挙げる。

 その後、10人で死力を尽くすレンジャーズに危ない場面を作られるも、シュマイケルが好守を連発。ピンチを凌ぐなか、109分にティアニーのアシストでオスマンドが貴重な3点目をマークした。

 セルティックが3-1で勝ち切り、決勝進出を果たした。先発復帰した前田は、今季4点目こそ奪えなかったものの、豊富なスタミナで走り回り、大いに奮闘。110分までプレーした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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