カターレ富山は11月２日、J２第35節で愛媛FCとホームで対戦。37分に失点し、１点ビハインドで迎えた終了間際の90＋４分、DF深澤壯太のヘディングシュートで同点に追いつき、１－１で引き分けた。

　試合後のフラッシュインタビューで、安達亮監督は「前半の１失点はちょっともったいなかった」と反省を口にし、「ただそれ以上に自分たちがチャンスを作る回数が少なかった」と続けた。
 

　富山は35節を終え、勝点28でJ３降格圏の19位。指揮官は「もちろん勝点３を奪いたかったので、結果的に勝点１しか取れなかったのは非常に悔しい」と愛媛戦のドローを振り返り、次のように続けた。

「愛媛さんはすごく内容が良い試合が続いていたので、それに対しての我々の戦い方としては、それを上回る自分たちのサッカーをやることだったんですが、選手はよくそのことをチャレンジしてくれたと思います。ただ、どうしても点が取れなくて。最後の１点は良かったんですけど、もう少し早く取って逆転勝ちをしたかった」

　シーズンは残り３試合。応援を続けたサポーターへのコメントを求められると「最後の１点を取ったように、我々は本当に諦めないで最後まで戦う姿勢は見せています。いつも共に戦ってくれるサポーターには感謝しかありません」と伝えた。

　諦めず、次につながる勝点１をもぎ取った。次節は11月９日にホームでサガン鳥栖と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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