「アヤセなら5点取れた」2Gで11戦13発、得点ランク首位独走も…オランダの英雄は日本のエースに“辛口”「もっと決めるべきだ」

2025年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「フィニッシュの鋭さが欠けていた」

2ゴールを奪った上田。(C)Getty Images

 オランダの英雄の日本のエースに対する期待は、すこぶる高い。

 現地11月1日に開催されたオランダリーグ第11節で、ロビン・ファン・ペルシ監督が率い、上田綺世と渡辺剛が所属するフェイエノールトが、フォレンダムとホームで対戦。3-1で快勝し、首位の座をキープした。

 日本代表コンビが揃って先発したなか、上田が圧巻のパフォーマンスを披露した。絶好調の背番号9は、19分に難しい体勢でのボレーで先制点を奪うと、2-1で迎えた89分にもヘッドで得点してみせた。

 今季リーグ戦での成績は11試合13ゴールに。2位に5点差をつけ、得点ランキング首位を独走だ。ただ、自身もストライカーとしてゴールを量産したファン・ペルシ監督は、決して満足していない。
 
 クラブ専門メディア『FR12.NL』によれば、42歳のオランダ人指揮官は、試合後にこう言い放った。

「今日のアヤセは、フィニッシュの鋭さが欠けていたと思う。彼は2ゴールを決めたし、それは我々にとって素晴らしいことだが、鋭いアヤセなら5ゴールを決めていたはずだ。彼自身もそれを理解している。彼は得点チャンスを上手く作り出す。その部分については、彼とよく話し合う必要もないほどだ。しかし5、6回も100%のチャンスを得たなら、もっとゴールを決めるべきだ」

 アヤセなら、もっと得点できたはず――ファン・ペルシ監督は同様の主張を度々している。やはり、相当高く買っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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