欧州挑戦の小林祐希は不発…老練なG大阪に屈し、磐田でのラストマッチを飾れず

2016年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

小林はキャプテンマークを巻いて試合に臨むも…。

最後まで献身的に走った小林(4番)だが、決定的な仕事はできなかった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第2ステージ8節]磐田0-2G大阪 8月13日/エコパ

 J1第2ステージ8節の磐田対G大阪が8月13日、エコパスタジアムで行なわれ、G大阪が2-0で勝利した。

【磐田 0-2 G大阪 PHOTO】磐田が0-2でG大阪に敗れ、小林祐希は磐田でのラストマッチを飾れず

 この試合を最後にオランダのヘーレンフェーンへ移籍する磐田の小林は、キャプテンマークを巻いて出場。第2ステージ初勝利を目指して、攻撃のタクトを振るった。
 
 しかし、この日は小林の日ではなかったようだ。頻繁にボールを触って攻撃に関与しようとするものの、前線への効果的なパスはほとんどなし。得意のFKも不発に終わり、G大阪の老練な守備を崩せなかった。
 
 一方のG大阪は、守備のバランスを保ちながら、一瞬の隙を突いて先制に成功した。57分、左サイドで起点になった倉田が絶妙なスルーパスを送り、左SBのオ・ジェソクが左サイドを突破。グラウンダーのクロスを送ると、これを受けたアデミウソンが巧みにターンし、右足のつま先で流し込んだ。
 
 さらにG大阪は83分、途中出場の堂安が左サイドをドリブルで突破し、エリア内に進入。グラウンダーのクロスを送り、同じく途中出場の長沢が合わせて点差を2点に広げた。
 
 結局、このまま試合は終了。2-0でアウェーチームが勝点3を得た。G大阪はこれで3連勝。着実に調子を上げてきている。
 
 一方、敗れた磐田は第2ステージに入って4分4敗と苦しい状況が続いている。このタイミングで、主力の小林が移籍するだけに、先行きへの不安は拭えない。
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