「デビュー戦を今でも覚えている」「つねに安定していた」アーセナル時代の冨安健洋をクラブ番記者が評価「欧州でまた会えることを願っている」【現地発】

2025年10月30日 中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

今年7月にアーセナルを退団

冨安について話してくれたテンプルマン記者。写真:本人提供

 現地のメディアは今年7月にアーセナルを退団した冨安健洋をどのように評価していたのか。

 2021年の夏にアーセナルに加入したこの日本人は、左右のサイドバックやセンターバックでもプレー可能な万能型DFとして期待された。しかし度重なる怪我に悩まされて、加入以降はフルシーズン稼働できたことがなく、今夏に約4年を過ごしたアーセナルを去り、以降は無所属の状態が続いている。

 10月29日にエミレーツで開催されたカラバオカップ4回戦のアーセナル対ブライトンのゲーム前に、元『Sky Sports』のジャーナリストで、現在はフリーランスとしてアーセナルを取材するアダム・テンプルマン記者にアーセナル時代の冨安を評価してもらうと、次のように振り返ってくれた。
 
「トミがチームに入ってきた時のことを今でも覚えているよ。アーセナルデビューを飾ったノリッジ戦のこともね。ここでの成長をずっと見てきたし、本当に印象的だった。彼がこのクラブでプレーできたのは短期間だったが、それはとても良いものだったと思う。試合に出た時のパフォーマンスはつねに安定していた」

 そして最後には「度重なる怪我に悩まされたのはとても不運であり、珍しいことだ。彼が立ち直って、完璧な状態に戻り、どこに行くことになってもヨーロッパでまた彼に会えることを願っているよ」と期待を寄せた。

取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部/特派)

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