「試練を迎えている」エース不在で3連続ドロー。足踏み状態のJ1京都に韓国メディアが言及「エリアスの活躍が不可欠だ」

2025年10月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

ここまで公式戦で18ゴール・4アシスト

戦列を離れているエリアス。絶対エースの復帰が待たれる。写真:永島裕基

「ラファエル・エリアスの負傷と共に、京都サンガF.C.はシーズン終盤で試練を迎えている」

 そう報じたのは、韓国メディア『Four Four Two』だ。9月末のJ1第32節のセレッソ大阪戦で膝を負傷して以降、約1か月間、公式戦から離脱している26歳FWについて、同メディアはまず日本でのキャリアを振り返る。

「2024年のシーズン途中加入後、リーグの後半戦だけで15試合に出場して11ゴールを奪い、"エース"に成長。彼のおかげで京都は降格圏を脱してJ1残留に成功した。完全移籍に切り替えた今シーズンも活躍している。開幕からモンスターのような得点力で京都の攻撃をけん引し、ここまで公式戦で18ゴール・4アシストを記録している」

 加えて、母国メディアでの発言にも注目する。「『グローボ』のインタビューで、日本帰化に対する立場を明らかにして話題を集めた。エリアスは『議論はあるけど、具体的に決まったことはない。もし機会があれば喜んで受け入れるだろう。自分だけでなく、妻と娘にとっても良いことだと思う』と語った」。
 
 日本で注目されるストライカーの動向に関心を寄せる同メディアは、復帰が待たれるエリアスの不在を踏まえたうえで、「チームは直近3試合で3引き分けと足踏み。残り3試合でクラブ史上初のJ1優勝へ向かうには、エリアスの活躍が不可欠だ」と伝えている。

 エリアスが負傷したC大阪戦以降、京都は負けてはいないものの、白星を掴めていない。残り3試合の時点で、首位に立つ鹿島アントラーズとは勝点5差。次節は11月9日にホームで横浜F・マリノスを迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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