「ロバートソン、エンドウ、ケルケズ、マカリステル」鎌田大活躍で3-0粉砕!パレス指揮官が3か月連続でリバプール撃破を語る「どれほど稀か分からない」

2025年10月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼らが誰を起用するかは知らなかった」

フル出場でリバプール撃破に大きく貢献した鎌田。(C)Getty Images

 現地10月29日に開催されたカラバオカップ4回戦で、鎌田大地を擁するクリスタル・パレスが、遠藤航が所属するリバプールと敵地アンフィールドで対戦。3-0で圧勝し、8月のコミュニティ・シールド、9月のプレミアリーグ第6節に続いて、3か月連続でリバプール撃破を果たした。

 鎌田がボランチ、遠藤が3バックの右で先発し、日本代表対決が実現したなか、41分と45分にイスマイラ・サールが得点。2-0で折り返すと、18歳の相手DFアマラ・ナロが一発退場となり、数的優位で迎えた88分にジェレミ・ピノがもう1点を加え、昨季のプレミアリーグ王者を粉砕した。

 昨年2月からパレスを率いるオリバー・グラスナー監督は試合後、『BBC Radio 5 Live』のインタビューに対応。"3連勝"を噛み締めた。

「今日は良い勝利だった。試合に慣れるまでに15分かかったが、我々は良いプレーをし、素晴らしいゴールを決め、試合をコントロールした。3か月間に3回、チャンピオンと対戦して3回も勝つなんて、どれほど稀か分からない。選手たちを称賛すべきだろう」
 
 黒星を重ねているリバプールは、思い切って主力の多くを休養させた。ターンオーバーを敢行した相手チームに関しては、オーストリア人指揮官は次のように語った。

「彼らが誰を起用するかは知らなかった。アンディ・ロバートソン、エンドウ、ケルケズ、マカリステル。(アルゼンチン代表の一員としてカタール・ワールドカップを制した)マカリステルは世界チャンピオンである一方、確かに、数人の若手選手もいた。リオ・エングモハは、すでに得点を決められる実力を証明している」

 2点を演出した鎌田のハイパフォーマンスもあり、公式戦5試合ぶりに白星を挙げたパレスは、ここから一気に加速できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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