ベルギー英雄が北中米W杯欠場の危機。来夏に35歳、ラストチャンスの可能性も…PK時に負った怪我は「予想以上に深刻」な模様

2025年10月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「既にイタリアを離れ、リハビリのためベルギーへ帰国」

PKを成功した際に怪我を負ったデ・ブライネ。(C)Getty Images

 111キャップを誇るベルギー英雄の雄姿は、来夏の大舞台で見られるか。

 今季からナポリでプレーするケビン・デ・ブライネは10月25日、セリエA第8節のインテル戦(3-1)に先発。33分にPKで先制点を挙げたが、その際に右足の太もも裏を痛め、途中交代を余儀なくされた。

 クラブは27日に怪我の詳細を発表。全治期間は明かされていないが、検査の結果、右大腿二頭筋に深刻なダメージがあるという。イタリアの国営放送局『Rai』は「元マンチェスター・シティのスターは最低でも3か月は欠場する見込みだ。アントニオ・コンテ監督は、2026年まで彼を起用できないだろう」と伝えた。
 
 復帰が待たれるなか、心配なニュースが飛び込んできた。英紙『The Sun』が北中米ワールドカップ欠場の可能性を報じたのだ。同紙は「デ・ブライネ、ワールドカップ出場に暗雲。怪我は予想以上に深刻で、スターはイタリアを離れる」と見出しを打ち、こう綴っている。

「デ・ブライネに近い関係者は、2023年に手術を受けた部位と同じ場所での重度の太もも断裂により、来夏のワールドカップ欠場を余儀なくされることを懸念している。彼は再び手術を受け、成功裏に終わった。しかし、前回と同じく少なくとも4か月の離脱が予想される。デ・ブライネは既にイタリアを離れ、リハビリのため家族と共にベルギーへ帰国した」

 デ・ブライネは、ワールドカップ期間中の6月28日に35歳の誕生日を迎える。年齢的に世界制覇への挑戦はラストチャンスとなる可能性が低くないだけに、大きな注目を集める。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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