「韓国史上最悪の監督」人口5.5万人の“136位”に衝撃敗戦の W杯準優勝経験国、電撃解任した元Jリーガー指揮官の後任に前韓国代表監督を招聘か!「交渉を開始」【欧州予選】

2025年10月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何の手腕も発揮できなかった」

ワールドカップ予選ではプレーオフ進出が濃厚なチェコ代表。(C)Getty Images

 チェコサッカー協会は10月15日、同国代表のイワン・ハシェック監督の解任を発表した。

 チェコ代表は、10月の北中米ワールドカップの欧州予選で、ホームでのクロアチア戦でスコアレスドローに終わると、続くアウェーでのフェロー諸島戦に1-2でまさかの敗戦。その時点でのFIFAランキング136位で、わずか人口5万5000人の小国に敗れ、1位での本大会出場は厳しい状況となったのが決定打となった。

 現役時代はJリーグでもプレーしたハシェック氏の後任に、ドイツ代表のレジェンドで、ドイツ代表、アメリカ代表、韓国代表の指揮官などを歴任したユルゲン・クリンスマン氏が挙がっているようだ。韓国メディア『スポーツ朝鮮』が報じた。

「『韓国史上最悪の監督』と称されるユルゲン・クリンスマンが、監督復帰の可能性に直面している。欧州代表の指揮官候補としても名が挙がっている」
 
 チェコの現地記者によれば、2024年2月に韓国代表監督を解任されて以来、フリーとなっている同氏と「すでに初期交渉を始めている」という。

 同メディアは「クリンスマン氏は、韓国代表を率いた史上最悪の監督の一人とされている。チームマネジメントや戦術面で何の手腕も発揮できず、史上最強チームの一つと称されるチームを率いていたにもかかわらず、アジアカップ優勝を逃した」と酷評している。

「代表を去った後も、自身の不振をソン・フンミンとイ・ガンインのせいにして、悲惨な態度を続けた。彼は以前にもドイツ代表とアメリカ代表で失敗を経験している」

記事は、「他にも複数の監督が候補に挙がっているが、クリンスマン監督と交渉に入ったと報じられており、契約にサインするかどうかが注目されている」と続けた。

 チェコ・スロバキア時代にはワールドカップ準優勝を経験した伝統国が、再建の舵を誰に託すのか。その動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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