「彼は周りが見えていない」10戦11発の日本代表FWにOBのオランダ超レジェンドが苛立ち。“利己的”とまさかの苦言「ただ、ゴールを決めなければと…」

2025年10月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「良いプレーをしていた」と評価しつつも…

PSV戦では不発に終わった上田。(C)Getty Images

 絶好調の日本代表ストライカーにまさかの苦言だ。

 オランダの名門フェイエノールトに所属する上田綺世は、ここまでリーグ戦10試合で、11ゴールをマーク。得点ランキングのトップを独走している。

 だが、1-3で敗れたPSVとの大一番の後、フェイエノールトOBで、オランダサッカー界のスーパーレジェンドであるヴィレム・ファン・ハネヘム氏から批判の声が寄せられた。

「ファン・ハネヘムは利己主義を批判する」と見出しを打ったフェイエノールトの専門サイト『FR12.NL』の記事によれば、同氏は「フェイエノールトの一部選手の利己的なプレーに苛立ちを募らせていた」という。
 
 ファン・ハネヘム氏は日本代表FWについて、「良いプレーをしていた」と評価しつつ、前半序盤、上田がマークされていないアニス・ハジ・ムサを見逃した場面について、こう指摘した。

「彼はチームメイトの助けを借りてプレーしている。しかし、今では彼が周りを見えていない点がますます顕著になっている。彼はただ『ゴールを決めなければ』と考えている。ゴール前で誰かをパスすることも可能だ。彼自身もゴールを決めているし、誰もが彼の自信をつけようと全力を尽くしている。そして今、彼がそれをやるんだ」

 一方で、上田に対しては、もっとエゴでもいいという意見もある。人によって見方は様々ということだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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