頑固で攻撃に全振り? セルティックOBがポステコグルー復帰に反対「スコットランドでは素晴らしかったが…ボコボコにされた」

2025年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロジャーズ後釜の有力候補に

前田(38番)や井手口(21番)らを指導したポステコグルー。(C)Getty Images

 アンジェ・ポステコグルーの復帰はあるのか。

 前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔が所属するセルティックが現地10月27日、ブレンダン・ロジャーズ監督が辞任を申し出たことを発表した。後任については手続きが進行中で、その間は元セルティック監督のマーティン・オニールと、元セルティック選手のショーン・マロニーがトップチームに関する事項を担当するという。

 母国オーストラリアの代表チームや横浜F・マリノスを経て、2021年から2023年までセルティックを率いたポステコグルーは、新監督の有力候補だ。かつて数々のタイトルをもたらした上、見る者を魅了する攻撃的サッカーを信条としており、復帰待望論が高まっている。

 一方で、ハイリスクなスタイルを危惧する声も。トッテナム1年目の一昨季は、プレミアリーグ5位に導いたものの、2年目はまさかの17位に低迷。同年限りで解任されると、今季の開幕直後に就任したノッティンガム・フォレストでも成績が振るわず、わずか8試合でクビになった。
 
 セルティックのレジェンドOBフランク・マカベニー氏は反対派の1人だ。英紙『Daily Mail』によれば、65歳の元スコットランド代表FWはその理由をこう伝えた。

「彼の攻撃的なサッカーのスタイルは好きだ。だけど時には守備も必要だ。スコットランドでは素晴らしかったが、突然ヨーロッパのチームと対戦した途端、ボコボコにされた。相手が攻撃する度に得点されそうに見えたにもかかわらず、彼は戦術を変えようとしなかった」

「信念を貫く」とも言えるし、「頑固」とも言える。ポステコグルーは、良くも悪くも注目を集める存在だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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