スコットランド2強の選手で、プレミアでプレーできるのは1人だけ。レジェンドが40年続く支配の終焉を示唆「衰退は深刻。崖から転落」

2025年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「エンゲルス、ハタテも良い選手だ」

マグレガー(42番)や前田(38番)を擁するセルティックはスコットランドの覇権を守れるか。(C)Getty Images

 2強時代は終焉するのか。

 スコットランドリーグは長きに渡ってセルティックとレンジャーズが支配。両雄以外が優勝したのは、名将アレックス・ファーガソンが率いた1985年が最後だ。ただ、今季はグラスゴー勢が精彩を欠き、ハーツが首位に立っている。前田大然や旗手怜央を擁する4連覇中のセルティックとは勝点8差、5位に沈むレンジャーズとは13差をつけている。

 もっとも、レンジャーズのレジェンドOBアリー・マッコイスト氏の目には、そもそもスコットランドリーグ自体のレベルが物足りなく映っているようだ。
 
 63歳の元スコットランド代表FWは、現地の『talkSPORT』の番組内で「セルティックかレンジャーズの選手で、プレミアリーグでプレーできる者がいるか?」と問われ、「いない。おそらく(セルティックの主将)カラム・マグレガーくらいだろう」と答えた。

「カラムならプレーできるかもしれない。中盤ではエンゲルス、ハタテも良い選手だ。その中でもカラムは特に優れた選手だ。周囲に優れた選手がいればさらに輝く。今のセルティックにはそれが欠けていると思う。これがセルティックが抱える問題の1つであり、オールドファームの両チームの衰退は深刻だ。崖から転落したようなものだ」

 マッコイスト氏は一方で、「ハーツの素晴らしさについて話したかった。彼らは本当に素晴らしい」と口にした。

 躍進するハーツが風穴を開け、2強以外では41年ぶりのリーグ制覇を果たすのか。それとも、ブレンダン・ロジャーズ監督が電撃辞任したセルティックが逆襲するのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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