「今のチームはよろよろだ」日本人四銃士が所属する“絶対王者”をレジェンドが酷評。5連覇が遠のく痛恨敗戦に「ホンダ・シビックですらない」

2025年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

首位のハーツと8ポイント差

スコットランドリーグ5連敗に黄信号が灯っているセルティック。(C)Getty Images

 大事な一戦での惨敗に、OBも落胆を露にした。

 前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人四銃士が所属するセルティックは10月26日、スコティッシュ・プレミアシップ第9節でハーツに1-3で敗れている。

 負傷で前田を欠くなか、セルティックは立ち上がりにオウンゴールでビハインドを背負う。すぐに主将カラム・マクレガーのゴールで追いついたが、後半の早い時間帯にさらに2失点。山田を投入するなど挽回を試みたが、ネットを揺らせずに敗れた。

 この黒星で首位ハーツとの差は8ポイントに開いた。敵地で2ポイント差に迫り、首位返り咲きへとつなげたかったセルティックにとって、大事なトップ対決で手痛い敗北だ。

 ブレンダン・ロジャーズ監督は先日、今季のチームを車になぞらえ、フェラーリではなくホンダ・シビックだと発言。物議を醸した。だが、レジェンドOBのクリス・サットンは、ハーツ戦の黒星を受け、この日のセルティックがさらに性能の劣るマシンだったと批判している。
 
 サットンはSNSで「ハーツはふさわしかった。抜け目なく、組織されていて、セルティックより前線が良かった」と投稿した。

「今のセルティックはよろよろだ。今のハーツでやれる選手がセルティックにどれだけいるだろうか。ハーツにこれ以上のリーグ優勝のチャンスはないだろう。今日のセルティックはホンダ・シビックですらなかった」

 もちろん、シーズンはまだ長い。近年のスコットランド国内におけるセルティックの支配ぶりを考えれば、5連覇の可能性はまだ決して消滅していないはずだ。ただ、チーム編成や得点力不足、契約が満了となる監督の進退問題など、今季のセルティックはネガティブな話題に尽きない。

 セルティックとその日本人選手たちにとって、今季はどのようなシーズンとなるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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