プレミア王者がまさかの4連敗。リバプール不調の原因をクラブ番記者はどう見る?「大きな2つの要素が重なり…」【現地発】

2025年10月26日 中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

ブレンドフォードに2-3敗戦

リバプールについて見解を示してくれたリンドップ記者。(C)SOCCER DIGEST

 遠藤航が所属するリバプールは10月25日、プレミアリーグ第9節でブレントフォードと敵地で対戦した。

 遠藤がベンチスタートとなったプレミア王者は、開始5分にロングスローから先制点を献上すると、45分にも追加点を与える。45+5分にはミロシュ・ケルケズの得点で1点差に詰め寄るも、ビハインドで前半を終える。

 迎えた後半、60分にフィルジル・ファン・ダイクが与えたPKで失点し、再び2点差とされる。89分にはモハメド・サラーが1点を返したものの、反撃はここまでだった。
 
 これでプレミア4連敗となったレッズが不振に陥っている原因を現地メディアはどう見ているのか。『ESPN』のリバプール番を務めるベス・リンドップ記者に質問すると、次のように見解を示してくれた。

「色々な原因が重なっていると思います。今夏は多くのビッグネームを獲得しましたが、それは大きな変化であり、新戦力はまだチームに馴染めていません。彼らは誰1人多くのファンが期待していたほどのパフォーマンスを発揮できていないと言えます。そして、モハメド・サラーやアレクシス・マカリステル、イブライマ・コナテなど、ここ数年調子が良かった既存の主力選手たちも実力を発揮できていない状況です。主にこの大きな2つの要素が組み合わさっていることで、悪い結果になってしまっていると思います」

 次節は、ミッドウィークにカラバオカップのクリスタル・パレス戦を挟んで、11月1日にホームでアストン・ヴィラと激突。難敵相手に白星を掴みたい。

取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部/特派)

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