現地10月22日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）のリーグフェーズ第３節で、プレミアリーグのチェルシーが、板倉滉が所属するアヤックスと本拠地スタンフォード・ブリッジで対戦した。

　17分、アヤックスのDFケネス・テイラーがファクンド・ブオナノッテへの激しいタックルでレッドカードを受け、チェルシーがいきなり数的有利となる。

　すると、そのわずか１分後に、先制に成功する。敵陣でのFKの流れから、F・ブオナノッテがゴール前に鋭いクロスを供給。これに反応したウェスレー・フォファナが中に折り返して、最後はマルク・ギウが押し込んだ。

　27分には、追加点を奪う。ドリブルで持ち運んだジェイミー・ギテンスからのパスを受けたモイセス・カイセドがペナルティエリア外から強烈なシュート。これがアヤックスDFヨシップ・シュタロの足に当たり、ネットを揺らした。

　２点ビハインドで迎えた32分、アヤックスにPKを献上。これをヴォウト・ヴェフホルストに決められて、２－１となる。それでも、44分にPKを獲得すると、エンソ・フェルナンデスが冷静にゴールに流し込んで、リードを再び２点に広げた。

　前半アディショナルタイムにもPKのチャンスを得ると、今度は18歳のエステバンが豪快なキックで決め、４ー１で前半を終える。
 

　迎えた後半、ホームチームが早々に５点目を奪取する。48分、中盤でボールを受けたロメオ・ラビアがゴール前に走ったアンドレイ・サントスにスルーパス。一度は板倉に防がれるも、こぼれ球を拾ったタイリーク・ジョージがダイレクトシュートをゴール左隅に突き刺した。

　その後のゲームを支配し続け、５－１で大勝。圧巻のゴールショーで、オランダの名門を粉砕した。

　チームは完敗したものの、故障明けでフル出場した板倉は奮闘を見せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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