「深く残念に思う」バルセロナがビジャレアル戦の“アメリカ開催”中止に声明。「リーグ全体のイメージを拡大する機会を逃した」

2025年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

実現すればリーグ初だったが…

声明を出したバルセロナ。(C)Getty Images

 ラ・リーガは現地10月21日、アメリカで12月21日に実施予定だった第17節・バルセロナ対ビジャレアルのマイアミ開催を中止すると発表した。

 先日、UEFA(欧州サッカー連盟)は、バルセロナ対ビジャレアルのマイアミでの開催を承認。同連盟はこの決定を例外的と説明していたが、計画に対しては選手や監督、そしてスペイン国内から批判の声が上がっていた。

 そのような状況下で、ラ・リーガは開催の取りやめを決断。リーグは公式サイトで「ここ数週間でスペイン国内に生じた疑念を踏まえて、我々はマイアミでのマッチプロモーターとの協議の結果、イベントの中止を決定した」と説明した。
 
 実現すればリーグ初となっていたが、結局アメリカでの実施は見送りに。一連の騒動を受けて、バルセロナは公式サイトで以下の声明を出している。

「我々はビジャレアルとのマイアミでの試合中止の決定を尊重し、従うとともに、同試合をアメリカで開催するというこれまでの決定を重んじ、受け入れていたことも改めて表明する。

クラブは、この最終判断により、成長と収益創出の大きな可能性を持つアメリカ市場で、リーグ全体のイメージを拡大する機会を逃したことを遺憾に思う。また、アメリカのファンの皆様から寄せられた変わらぬご声援に感謝するとともに、彼らが自国でラ・リーガの公式戦を観戦するチャンスを失ったことを深く残念に思う」

 ビジャレアル戦のアメリカ開催中止に対して、意見を表明したバルサ。今後、ラ・リーガが海外で開催されることはあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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