”ポット2”日本の行方にも影響?ポット1争いの鍵を握るドイツとオランダ【26年W杯ポット分け最新予想】

2025年10月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

モロッコ、ノルウェーがポット1入りのシナリオも

10月のFIFAランクを反映させた仮想ポット分け。画像:サッカーダイジェスト

 北中米ワールドカップの出場確定28か国に、ヨーロッパ地区&北中米カリブ海地区の各グループの"現"首位チームを加えて仮想ポット分けをしてみた。

 現在のポット分け基準はFIFAランキングに基づくため、ここでは10月17日付の最新ランクをもとに仮想的に分けてみた(開催3か国のアメリカ、カナダ、メキシコはポット1決定。カッコ内の順位はFIFAランク、▲=本大会出場未確定)。

<ポット1>
メキシコ、アメリカ、カナダ、スペイン▲(1)、アルゼンチン(2)、フランス(3)▲、イングランド(4)、ポルトガル▲(5)、オランダ▲(6)、ブラジル(7)、ベルギー▲(8)、ドイツ▲(12)
<ポット2>
クロアチア▲(11)、モロッコ(12)、コロンビア(13)、ウルグアイ(15)、スイス▲(17)、セネガル(18)、日本(19)、デンマーク▲(20)、イラン(21)、韓国(22)、エクアドル(23)、オーストリア▲(24)
<ポット3>
オーストラリア(25)、ノルウェー▲(29)、エジプト(32)、アルジェリア(35)、パラグアイ(39)、コートジボワール(42)、チュニジア(43)、カタール(52)、ウズベキスタン(55)、サウジアラビア(58)、南アフリカ(59)、ホンジュラス▲(64)
<ポット4>
ヨルダン(66)、ジャマイカ▲(68)、カーボ・ヴェルデ(71)、ガーナ(73)、ニュージーランド(85)、スリナム▲(126)、プレーオフ枠6か国

 ここで注目したいのが、ポット1にいる本大会出場未確定組の欧州勢。今予選の戦いぶりからスペイン、フランス、ポルトガル、ベルギーは残りの対戦相手を考えても首位通過が濃厚だ。行方が気になるのはオランダとドイツだ。
 
 現在勝点16のオランダは次節(現地時間11月14日)、グループG・2位のポーランド(勝点13/FIFAランクは33位)とのアウェーゲームに臨む。ここで敗れると勝点でポーランドに並ばれる。そうなった場合、大きなプレッシャーを抱えて最終節(現地時間11月17日)のリトアニア戦に挑むことになるのだ。

 また、グループAのドイツは残り2試合で2位のスロバキア(FIFAランクは46位)と同じ勝点9。3位の北アイルランド(FIFAランクは69位)と勝点3差で予断を許さない状況だ。ちなみにドイツは、11月14日にアウェーでルクセンブルク、17日にホームでスロバキアと戦う。

 オランダとドイツが揃って2位転落となれば、モロッコがポット1、ノルウェーがポット2入りする可能性もある。

 "ポット2"日本の行方(対戦国がどうなるか)にも影響するだけに、欧州勢の予選結果には注目したい。なお、W杯の組分け抽選会は現地時間12月5日にワシントンD.C.で開催予定だ。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

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