「日本人が歴史に名を刻んだ」「容赦ない」衝撃の38分ハットトリック!驚異の“9戦11発”日本人エースにオランダメディアから絶賛相次ぐ!「伝説の選手に並ぶ勢い」「70年間の記録を大きく上回る」

2025年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「明らかに調子を上げている」

クラブでも代表でも勢いが止まらない上田。(C)Getty Images

 日本代表のエースストライカーが絶好調だ。

 現地10月19日に開催されたオランダリーグの第9節で、上田綺世と渡辺剛が所属する首位のフェイエノールトが、最下位のヘラクレスとアウェーで対戦。7-0で圧勝を飾った。

 この一戦で衝撃のパフォーマンスを披露したのが、CFで先発した上田だ。

 開始7分、ペナルティエリアの外から強烈なシュートで先制点を奪うと、1点を追加して迎えた33分には、右サイドからの折り返しをワンタッチで流し込み、自身2点目を挙げる。さらにその4分後には、味方のシュートのこぼれ球に反応。左足でネットを揺らし、前半だけでハットトリックを達成してみせた。

 これで9試合11ゴールとなった27歳を現地オランダのメディアも絶賛。『1908.NL』は「上田が歴史に名を刻む。日本人ストライカーが伝説のコーエン・ディレンの数字を上回る」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「このストライカーは絶好調で、今週もまた歴史に名を刻んだ。ヘラクレス戦の前半でのハットトリックにより、上田はこれで8.5試合(ヘラクレス戦はハーフタイムで交代)で11ゴールを記録した。伝説の選手、コーエン・ディレンの記録に並ぶ勢いを見せている」
 
 記事は「ディレンにとって最も記憶に残るシーズンとなったのは1956-57シーズンで、PSVで34試合に出場し43ゴールを記録し、現在も破られていない記録を残した。そして驚くべきことに、ディレンは15試合時点で12ゴールであるのに対し、上田は8.5試合で11ゴールを記録している。エールディビジの得点ランキングで70年近く君臨してきたディレンを大きくリードしている」と続けた。

 またフェイエノールの専門サイト『FR12.NL』は1点目について、「ビルドアップのミスを容赦なく突いた」と驚嘆。「上田は絶好の位置にいて、この日2点目となるゴールを決めた。上田は明らかに調子を上げており、5分後には再びゴールを決めた。コーナーキックの乱れから、上田は素早く反応し、シュートをネットに突き刺した。上田にとって素晴らしい午後となり、ハットトリックを達成した。フェイエノールトにとってエールディビジ通算5000ゴール目となった」と続けた。

 また、『sportnieuws.nl』も、「解き放たれた上田の活躍で、劇的な最下位との試合で圧倒した」と称賛している。

 どこまで得点を伸ばすのか。日本人エースの勢いは、止まる気配を見せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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