現地10月19日に開催されたオランダリーグ第９節で、上田綺世と渡辺剛を擁する首位のフェイエノールトが、最下位に沈むヘラクレスと敵地で対戦。前半で４ゴール、後半で３ゴールを挙げ、７－０で大勝した。

　渡辺が怪我のため今季初めて欠場した一方、定位置のCFで先発した絶好調の上田は、攻撃を牽引する大活躍を見せた。まず開始７分でショートカウンターからいきなり先制点を奪うと、33分と38分にもゴール。前半だけでハットトリックを達成する離れ業をやってのけ、リーグ得点ランキングで首位を独走する今季９戦11発となった。

　ロビン・ファン・ペルシ監督のもと完全に覚醒し、無双状態にある背番号９は、中３日でヨーロッパリーグのパナシナイコス（ギリシャ）戦に臨むなか、45分でお役御免に。ベンチで笑みを浮かべる一幕もあった。
 

　北中米ワールドカップイヤーにあって、なんとも頼もしい存在だ。SNS上は27歳の日本代表FWを大絶賛するコメントで溢れている。

「上田がとんでもないことになってる」
「異次元すぎ！」
「ケチャップの中身が無くなりそうな勢い」
「日本史上最高のFW。やっとこういう選手が出てきた」
「W杯まで怪我だけはしないで欲しい！
「大谷が３発なら上田綺世も３発！たまらんなぁ」
「ワールドクラスのFW爆誕」
「主要リーグで二桁得点はケイン、ハーランド、上田綺世のみ」
「今年のバロンドールはエムバペ、ケイン、ハーランド、上田綺世の中からだな」
「来季ビッグクラブへ移籍するだろうね」

　上田は先日の代表活動の際、自身の好調ぶりについて「噛み合ってるなと。今は運も含めて良い状態。準備していても、そういう局面（チャンス）が来ない試合もある。今シーズンのリーグ戦もそうだけど、こぼれ球がこぼれてきたり、自分が狙ってるところにクロスが上がってくる。上手くいってる状態」と説明していた。

　フェイエノールトと森保ジャパンのエースはシーズンを通して噛み合い続け、圧倒的な数字を残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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