「正規のユニホームさえなかった」人口60万人の小国が起こした奇跡!W杯初出場に導いた指揮官の衝撃告白に海外反響「驚異的な偉業」「感動的な映画になる」

2025年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「9枠あることで新たな展望が開けた」

ついにワールドカップ初出場を成し遂げたカーボ・ヴェルデ代表。(C)Getty Images

 先日、わずか人口60万人弱の小国カーボ・ヴェルデの代表チームが、悲願のワールドカップ初出場を決めた。

 アフリカ予選ではグループDに入り、8度のワールドカップ出場を誇るカメルーンを抑え、首位で予選を突破したのだ。

 中国メディア『直播吧』は、「驚異的な偉業を成し遂げた」としてブビスタ監督のインタビューを紹介。55歳の指揮官は、自身が同国代表選手としてプレーしていた約20年前を振り返り、「正規のユニホームさえなかった」と驚きの告白をしている。

「我々には素晴らしい選手たちがいる。しかし、我々の歴史、過去がなければ、今日ここにいることはなかっただろう。これまでの道のりが我々をここまで導いてくれた。だから、この勝利は、私たちに貢献し、支えてくれたすべての人々のおかげでもある。サッカー連盟は、皆のために素晴らしい組織運営をしてくれた。すべてが調和し、選手たちが団結した。これらすべてが、我々が今日ここにいる理由なんだ」
 
 また、出場国が48か国に拡大し、アフリカの出場枠が5から9.5枠に増えたことに言及した。

「9枠あることで、新たな展望が開けた。以前は、予選でグループ首位通過してもプレーオフに出場しなければならなかった。2試合制で、小国にとっては非常に厳しい戦いだった。9チームが直接本大会に出場できると知った瞬間から、自分たちもその1チームにならなければならないと決意した。そして今、我々はそれを成し遂げたのだ」

 この記事のコメント欄には「これは感動的な映画になるかもしれない」「世界のサッカーは進歩しているが、中国代表は後退している」といった声が寄せられた。

 いわば奇跡を起こしたカーボ・ヴェルデは本大会でも奇跡を起こせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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