「ゲームを支配しておきながら、点が取れない」広島のスキッベ監督が唇を噛む「クオリティの高い動きが必要だ」

2025年10月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1ポイント取れたことは、前向きに捉えたい」

得点のために高いクオリティを求めたスキッベ監督。写真:福冨倖希

 サンフレッチェ広島は10月17日、J1第34節でFC東京とホームで対戦。0-0のドロー決着となった。

 前半から相手を押し込む時間帯が多かったが、最後までゴールを奪えなかった。試合後のフラッシュインタビューで、ミヒャエル・スキッベ監督は「後半も同じように試合を握っていた。ただ、相手が深く守っていた状況だった」と振り返り、唇を噛んだ。

 積極的なベンチワークを見せた指揮官は、「フレッシュな選手を入れて、新しい動きを生み出してそこから良いチャンスをたくさん作れた」と一定の評価を示したうえで、改善点も語った。「最後のシュートのところで相手のゴールキーパーに阻まれてしまった。そういうシーンがたくさんあった」。
 
 攻めながらも、点が取れない。仕留め切れない。"いつものパターン"だった。

「1ポイント取れたことは、前向きに捉えたい。今日もゼロで抑えた部分もあったし、本当にゲーム自体はすごく支配することができた。ただ、ホームでよくある形になってしまった。ゲームを支配しておきながら、最後に点が取れないという部分、そういう試合になってしまった」

 勝点1を勝点3にするためには何が必要だったのか。スキッベ監督は「点を取るための動きがすべて必要だった。若干の運なども必要だった」と述べ、「もっとクオリティの高いコーナーキック、クロス、シュートやクオリティの高い動き、そういったものが必要だ」と訴えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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