イングランド戦実現の可能性が高まった? ブラジル撃破はマッチメイクを考えても大きい。強力な肩書を得た森保Jは確実に魅力が増した

2025年10月15日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

宮本恒靖会長が証言

日本が14度目の挑戦で初めてブラジルを破った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[国際親善試合]日本 3-2 ブラジル/10月14日/東京スタジアム

 森保ジャパンは10月14日、過去11敗2分(5得点35失点)で1度も勝てていないブラジルとホームで対戦。前半で2点を先行されるも、猛反撃に出た後半に南野拓実、中村敬斗、上田綺世がゴールを奪い、3-2でサッカー王国を初撃破した。

 この勝利は来夏の北中米ワールドカップ(W杯)へ弾み、自信をつけるだけでなく、今後のマッチメイクを考えても非常に大きい。「ブラジルを倒した日本」という分かりやすく、強力な肩書を得たことにより、対戦相手としての魅力が確実に増したからだ。
 
 実際、日本サッカー協会の宮本恒靖会長は、報道陣から「これによって3月のマッチメイクなどにおいて、強い国から申し込みがあるかもしれない」と話題を振られ、次のように答えた。

「それは十分あると思う。来月また2試合あるから、そこで力のある相手とまたやれたらね、さらに深まるものもあると思う」

 日本は今年の締め括りとして、来月にホームで2試合を戦う。国立競技場で行なわれる2試合目はボリビア戦で決まっているが、1試合目の豊田スタジアムの方の相手は未定だ。また、来年3月に関しては、イギリスの有力紙『The Guardian』が「イングランドが日本を相手にウェンブリーで親善試合を行なう可能性が高い」と報じている。

 今年12月に実施される北中米W杯の組分け抽選会次第ではあるものの、ブラジル撃破でイングランドと聖地で対戦する可能性はより高まったとも言えそうだ。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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