「出て行くためにすねている」日本代表FWへの“心ない批判”にレジェンドが苦言「彼ほどのプロはいない」「仕事を放棄しているなんて…」

2025年10月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「右サイドはあり得ないと思う」

33ゴールを挙げた昨シーズンほどの活躍がてきていない前田。(C)Getty Images

 セルティックの前田大然は、スコットランドリーグ前節で貴重な決勝ゴールをマークした。シーズン序盤の低調が批判されていただけに、うれしい一発だ。

 今季の前田は左ウイングで開幕を迎えたが、チーム事情からCF、右ウイングとたびたびポジションを変えてきた。だが、レジェンドOBのピーター・グラントは、左で起用すべきと考えている。

 セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、グラントは『Go Radio Football Show』で「先週は左サイドに移ったと思う。右で始めて左に行ったが、そのときが試合中で最も良かった」と話した。

「それから中央に移り、彼はゴールを決めた。右サイドはあり得ないと思う。CFも同じで、そちらも私はナシだと思うな」

 前節のゴールが重要なのは、移籍志願の一件でモチベーション低下が原因と批判されていたからでもある。だが、グラントは前田のプロ意識に一点の曇りもないと強調した。
 
 グラントは「ダイゼンにとって不運なことに、今の彼はベストのプレーができていない。それは間違いない。そして残念ながら、移籍が騒がれているときにそうなってしまった」と述べている。

「彼が出て行くためにすねている、とね。だが、私はそう思わない。ウォームアップやクールダウンを見ていて、彼ほどプロフェッショナルな人はいないと思うからね。だから、彼が仕事を放棄しているなんて絶対にないよ」

 怪我で日本代表を離脱した前田の復調が待たれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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