「みんな強気に『いける、いける』って」
日本代表に帰ってきた谷口。復帰戦は歴史的一戦となった。(C)SOCCER DIGEST
森保ジャパンの最終ラインに頼もしい男が戻ってきた。
10月14日に開催された国際親善試合で、日本代表は難敵中の難敵ブラジル代表と東京スタジアムで対戦。前半を0-2で終えた後、ハーフタイムを挟んで猛反撃し、3-2で激闘を制した。過去の対戦成績は11敗2分(5得点35失点)だったなか、ついに初勝利を掴んだ。
左足アキレス腱断裂の大怪我を経て1年ぶりに復帰し、3バックの中央でフル出場した谷口彰悟(シント=トロイデン)は「復活の試合で勝てたのは、ほっとしてる。日本代表の選手としてピッチに立つことは目標の1つにしていたし、ちょっと感慨深いところがあったけど、相手が相手だったので、しっかりゲームに集中できた」と頬を緩めた。
「ゲーム運び的に『前半はしっかりブロックを組んで』ってところで入ったけど、ちょっとの隙を突かれた。その辺の上手さは『やっぱブラジルすごいな』っていうのはあったし、ああいう戦い方をするんだったら、ゼロ(無失点)で何とか進めたかった。そこは反省点として持っておきながら、後半にああやって前からハメに行って、相手が解決策を見つける前に点を取れたのは非常に良かった。
『自分たちもチャンスがある』と思いながら、ハーフタイムもそういう声を掛けていた。『失点しちゃったけど、取り返せるチャンスはあるよ』って。みんな強気に『いける、いける』ってポジティブな声が掛かっていたので、結果的に逆転できたことは本当に素晴らしいと思う」
10月14日に開催された国際親善試合で、日本代表は難敵中の難敵ブラジル代表と東京スタジアムで対戦。前半を0-2で終えた後、ハーフタイムを挟んで猛反撃し、3-2で激闘を制した。過去の対戦成績は11敗2分(5得点35失点)だったなか、ついに初勝利を掴んだ。
左足アキレス腱断裂の大怪我を経て1年ぶりに復帰し、3バックの中央でフル出場した谷口彰悟(シント=トロイデン)は「復活の試合で勝てたのは、ほっとしてる。日本代表の選手としてピッチに立つことは目標の1つにしていたし、ちょっと感慨深いところがあったけど、相手が相手だったので、しっかりゲームに集中できた」と頬を緩めた。
「ゲーム運び的に『前半はしっかりブロックを組んで』ってところで入ったけど、ちょっとの隙を突かれた。その辺の上手さは『やっぱブラジルすごいな』っていうのはあったし、ああいう戦い方をするんだったら、ゼロ(無失点)で何とか進めたかった。そこは反省点として持っておきながら、後半にああやって前からハメに行って、相手が解決策を見つける前に点を取れたのは非常に良かった。
『自分たちもチャンスがある』と思いながら、ハーフタイムもそういう声を掛けていた。『失点しちゃったけど、取り返せるチャンスはあるよ』って。みんな強気に『いける、いける』ってポジティブな声が掛かっていたので、結果的に逆転できたことは本当に素晴らしいと思う」
ブラジルの前線には、ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)やリシャルリソン(トッテナム)ら世界的ストライカーが並んだ。対峙してみてどう感じたのか。ずばり尋ねた。
「僕のところにはあんまりいなかったというか、0トップっぽいというか。特に前半は結構ヴィニシウス選手が僕の周りからちょっと左に流れたり、ちょっと落ちたりするのは結構あったので、自分がどこまでついていくのか、どのタイミングで受け渡すのかは、かなり丁寧にやったつもり。
一瞬の隙でも見せてしまえば、仕留められてしまう緊張感、ヒリヒリした感じはすごく感じたし、やっぱりスピードに乗らせると『これは難しいな』っていうのは結構あった。なるべくブロックを自分たちのゴールから遠ざけて、『時間とスペースを与えないように』ってところはやってたけど、前半に2失点してしまったのでそこは反省点」
飽くなき向上心を持つ34歳はまた、「ブラジル相手に勝てるっていうのは、こんな嬉しいことはない。ただ、パーフェクトなゲームだったかって言われると、そうではないので、そこは常に反省しながら、修正しながら次に向かっていく。それはもうディフェンダーとしては宿命だと思っているので、そういう流れでやっていきたい」とも伝えた。
ワールドカップ初制覇を目ざし、より完璧な準備を続けていく。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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一瞬の隙でも見せてしまえば、仕留められてしまう緊張感、ヒリヒリした感じはすごく感じたし、やっぱりスピードに乗らせると『これは難しいな』っていうのは結構あった。なるべくブロックを自分たちのゴールから遠ざけて、『時間とスペースを与えないように』ってところはやってたけど、前半に2失点してしまったのでそこは反省点」
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