日本にまさかの逆転負け。ブラジルを率いる名将アンチェロッティが語った最大のミスとは?

2025年10月14日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

52分にパスミスから1点を返され…

日本に逆転負けのブラジル。試合後、アンチェロッティ監督は悔しさを露わにした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ブラジル代表は10月14日、国際親善試合で日本代表と敵地で対戦した。

 立ち上がりからペースを握ったブラジルは、26分にパウロ・エンリケ、32分にガブリエル・マルチネッリのゴールで2点をリード。しかし52分、CBファブリシオ・ブルーノの自陣ゴール前での横パスをカットされてゴールを決められると、62分、71分にも失点を重ね、2-3で逆転負けを喫した。

 10日に韓国代表を5-0で粉砕したブラジルだが、日本にはまさかの敗戦。試合後、カルロ・アンチェロッティ監督は「今はテストの期間です。引き続き11月に入ってもテストをしていこうと思っていますが、今日の結果に関しては良い教訓にしたい」と振り返った。
 
 また、「今日は学ぶことがあった」ともコメントしたイタリア人指揮官は、敗因についてこう語った。

「後半、チームはバランスに欠けた。ファブリシオの最初のミスでコントロールを失い、それがチーム全体に影響してメンタル面で調子を落とした。それが最大のミス」

 ミラン、チェルシー、レアル・マドリーなど、世界的なビッグクラブを率いて数多くのタイトルを獲得してきた世界的名将は、最後まで悔しさを滲ませていた。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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