歴史を塗り替える大金星
森保ジャパンが上田の逆転弾などで強豪ブラジルを撃破。歴史的初勝利を飾った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
日本代表は10月14日、国際親善試合でブラジル代表と東京スタジアムで対戦。3-2で歴史的な初勝利を収めた。
過去の対戦成績は0勝11敗2分(5得点35失点)。FIFAランキング19位の日本が、同6位の王国から初勝利を目ざす。約8か月後に迫るワールドカップへ向け、現在地を知るうえでもこれ以上ない相手だ。
スタメンのシステムは3-4-2-1でGKは鈴木彩艶、3CBは右から渡辺剛、谷口彰悟、鈴木淳之介、ダブルボランチが佐野海舟と鎌田大地、右ウイングバックは堂安律、左は中村敬斗、シャドーは久保建英と南野拓実、センターフォワードは上田綺世が務めた。
日本は序盤から相手に保持されるなかでも、最終ラインに5人を並べ、守備ブロックを整えて対応する。
しかし10分にさっそくピンチ。渡辺の自陣でのパスミスからガブリエウ・マルチネッリに奪われて打たれたシュートは、ゴールの左に大きく外れて事なきを得る。
すると14分、カウンターから左サイドの中村が、カットインして放ったシュートは相手DFのブロックに遭う。こぼれ球を拾った佐野のミドルも相手に当たってしまう。
徐々に日本は相手ゴールに迫る。22分には堂安が右サイドを突破。折り返しをニアで受けた南野のシュートに、ファーサイドに飛び込んだ上田が触るも、ボールは惜しくも枠の左に外れる。
決定機を決めきれないでいると、26分に一瞬の隙を突かれて先制を許す。ワンタッチパスで繋がれると、最後はスルーパスに抜け出したパウロ・エンリケに右足で決められた。
この1点でサッカー王国を勢いに乗らせ、32分にはカゼミーロの浮き球のパスに反応したマルチネッリに左足でネットを揺らされ、2点をリードされた。
41分には久保が果敢に突破を図るも、相手の力強い守備に止められフィニッシュまで行けず。0-2とビハインドで前半を終えた。
過去の対戦成績は0勝11敗2分(5得点35失点)。FIFAランキング19位の日本が、同6位の王国から初勝利を目ざす。約8か月後に迫るワールドカップへ向け、現在地を知るうえでもこれ以上ない相手だ。
スタメンのシステムは3-4-2-1でGKは鈴木彩艶、3CBは右から渡辺剛、谷口彰悟、鈴木淳之介、ダブルボランチが佐野海舟と鎌田大地、右ウイングバックは堂安律、左は中村敬斗、シャドーは久保建英と南野拓実、センターフォワードは上田綺世が務めた。
日本は序盤から相手に保持されるなかでも、最終ラインに5人を並べ、守備ブロックを整えて対応する。
しかし10分にさっそくピンチ。渡辺の自陣でのパスミスからガブリエウ・マルチネッリに奪われて打たれたシュートは、ゴールの左に大きく外れて事なきを得る。
すると14分、カウンターから左サイドの中村が、カットインして放ったシュートは相手DFのブロックに遭う。こぼれ球を拾った佐野のミドルも相手に当たってしまう。
徐々に日本は相手ゴールに迫る。22分には堂安が右サイドを突破。折り返しをニアで受けた南野のシュートに、ファーサイドに飛び込んだ上田が触るも、ボールは惜しくも枠の左に外れる。
決定機を決めきれないでいると、26分に一瞬の隙を突かれて先制を許す。ワンタッチパスで繋がれると、最後はスルーパスに抜け出したパウロ・エンリケに右足で決められた。
この1点でサッカー王国を勢いに乗らせ、32分にはカゼミーロの浮き球のパスに反応したマルチネッリに左足でネットを揺らされ、2点をリードされた。
41分には久保が果敢に突破を図るも、相手の力強い守備に止められフィニッシュまで行けず。0-2とビハインドで前半を終えた。
森保ジャパンは後半開始早々に好機を創出。50分、細かいタッチのドリブルでペナルティエリア右に進入した堂安の折り返しに反応した南野のシュートは、DFにはね返される。
それでも、その2分後についに得点。前線からのプレスでファブリシオ・ブルーノのパスミスを誘い、高い位置でカットした南野が思い切りよく右足を振り抜く。強烈なシュートがゴール右に突き刺さり、1点を返した。
さらに62分に同点弾。堂安のスルーパスに、後半頭から投入された伊東純也が右サイドを抜け出す。クロスにファーサイドで反応した中村が右足のボレーで合わせると、シュートは相手DFに当たってゴールに吸い込まれ、試合を振り出しに戻す。
70分、伊東の右サイドからのクロスに上田が合わせたヘディングシュートは、相手に当たってクロスバーに直撃し、ゴールラインを割る。
そして、それで得た左CKから逆転弾が生まれる。キッカーの伊東が精度の高いクロスを入れると、これに飛び込んだ上田が頭で合わせ、力強いシュートを決める。
その後、相手に押し込まれる時間が長く続いたが、気持ちの入った組織的な守備でこれ以上の失点を許さず。リードを保ったまま試合終了の笛が鳴り、歓喜の瞬間を迎えた。
W杯最多5度の優勝を誇る超強敵をついに撃破。歴史的瞬間となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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それでも、その2分後についに得点。前線からのプレスでファブリシオ・ブルーノのパスミスを誘い、高い位置でカットした南野が思い切りよく右足を振り抜く。強烈なシュートがゴール右に突き刺さり、1点を返した。
さらに62分に同点弾。堂安のスルーパスに、後半頭から投入された伊東純也が右サイドを抜け出す。クロスにファーサイドで反応した中村が右足のボレーで合わせると、シュートは相手DFに当たってゴールに吸い込まれ、試合を振り出しに戻す。
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そして、それで得た左CKから逆転弾が生まれる。キッカーの伊東が精度の高いクロスを入れると、これに飛び込んだ上田が頭で合わせ、力強いシュートを決める。
その後、相手に押し込まれる時間が長く続いたが、気持ちの入った組織的な守備でこれ以上の失点を許さず。リードを保ったまま試合終了の笛が鳴り、歓喜の瞬間を迎えた。
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