JFLスタートの“苦労人”、岡山の37歳GKが現役引退を決断「まさか自分がJ1で現役生活を終えられるとは」

2025年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「J1昇格は生涯忘れることのない宝物」

2025シーズン限りでの現役引退を発表したGK金山。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ファジアーノ岡山は10月13日、GK金山隼樹が2025シーズンをもって現役を引退すると発表した。

 島根県出身で現在37歳の金山は、身長187センチ、体重82キロのGK。サンフレッチェ広島ユース、立命館大を経て、当時JFLに所属していたV・ファーレン長崎でキャリアをスタートされた。その後、北海道コンサドーレ札幌でのプレーを経て、2018年から岡山でプレーしている。

 2025年10月13日時点での通算出場記録は、J1で2試合、J2で150試合、カップ戦で5試合、JFLで9試合、天皇杯で10試合となっている。
 
 金山は引退決断にあたり、クラブの公式サイトを通じて以下のようにコメントした。

「今シーズンをもって、現役を引退する事を決断いたしました。JFLからキャリアをスタートさせ、まさか自分がこのJ1という舞台で15年間の現役生活を終えられるとは、想像もしていませんでした。

 こんな僕がサッカーを続けてこられたのは、間違いなく支えてくださったすべての皆さまのおかげです。これまで所属したすべてのクラブや、共に汗を流し、喜びや悔しさを分かち合ってきた仲間たち、クラブスタッフ、そしてどんな時も変わらぬ熱い応援を送り続けてくださったファン・サポーターの皆さまに、心から感謝申し上げます。

 なかでも、最も長く過ごした岡山での8年間は、苦しい時期もありましたが、かけがえのない時間を過ごす事ができました。J1昇格という最高の瞬間を、この街の皆さまと共に掴めたことは、生涯忘れることのない宝物です。

 引退は発表しましたが、シーズンはまだ終わりません。プロサッカー選手として、最後の瞬間までピッチに立つ努力を続け、チームのために全力を尽くします。残り5試合、ファジアーノらしく全員で戦い抜きましょう。

 最後まで、金山隼樹のサッカー人生、そしてこの先の新しい挑戦も、一緒に歩んでいただけると幸いです。ファジアーノ岡山 金山隼樹」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介

【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"

【記事】「衝撃だ」「日本が世界14位だと!」J1がアジア断トツ!各国リーグのパワーランキングに韓国メディアが驚愕! 日韓の差に悲嘆「Kリーグは消えた…」
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事